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のろげんげ・ノロゲンゲ・Bothrocara hollandi

[海の生き物]

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スズキ目ゲンゲ亜目ゲンゲ科シロゲンゲ属ノロゲンゲ

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ゲンゲは下魚(げぎょ)の意味と言われていますが、
一般的には「下の下(げのげ)」が訛ったとされています。

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ちなみに、ノロ(野呂)の由来は不明という。。。

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『コラーゲンたっぷり』が人気になった2000年頃から
「幻魚」と当て字をされることもあり、そこから「げんぎょ」とも呼ばれることも増えました。

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別名は水魚(みずうお)とも言われていますが、ミズウオ科のミズウオとは別種です。

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地方名として、鳥取県や兵庫県新温泉町などでは『ドギ』、
兵庫県豊岡市では『グベ』、京都府丹後町では『グラ』、
石川県では『ゲンゲンボウやミズウオ』、秋田県では『スガヨ』と呼ばれています。

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あなたの地域では何と呼ばれていますか?

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わけわからなくなってしまうので、
正式名称の『ノロゲンゲ』で覚えちゃいましょう。

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見てください。この雅過ぎるデザイン!

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体色は淡紅緑色(淡褐色)で体長は約30cmほどです。

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ゼラチン質に覆われているのが特徴で
日本海及びオホーツク海の水深200mから1800mの深海域に生息しています。

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ノロゲンゲを狙った漁というのは特になく、底引網漁やカニ漁の際に混獲されます。

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主に日本海側で食用とされていて、
干したノロゲンゲを軽く炙って、そのまま酒の肴にしたり、
味噌汁や鍋物の具やお吸い物の種、天ぷらでも美味しいです。

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肉は柔らかく、淡泊ですが、ぬめりがあるため、口当たりが良いです。

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【シロゲンゲ】はこちらからどうぞ。
http://www.sumeshiya.com/blog/2004/04/bothrocara-molle-bean.html