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BG-hirado(長崎県 平戸市)

[すし・sushi岡田イズム料理海の生き物釣り・Fishing食遊び]

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2021年5月 長崎県平戸市(ひらどし)
早朝4時30分の出航。
いつもながら釣れる気しかしない。
それが釣り人の心理ってもんです。

BGとは(Boat Game)のこと。
小型のボートで細かなポイントへ柔軟に移動し、
船長が微調整しながら好きなスタイルの釣りを様々楽しめる釣りです。


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今回ボートゲームを楽しませてくれたのは
滋賀県大津市に本社を構える釣具メーカー『一誠(issei)』 の
SALTブランド『海太郎(うみたろう)』のフィールドスタッフでもある
【BG-hirado】 船長の村田勇(むらたいさむ)さんです。

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ここのところ、どこの釣り場に行っても、1投目に釣れることが続いているので、
緊張と期待の1投目。
なんと、30cmを超えるマルアジがきました!

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続いて2投目
グググッ!!!
ヨコスジフエダイ 33cm !!

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3投目
ん?
ん??
なんだ?
エソの親子がダブルヒット。

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4投目
スズキ 78cm !!!

投げるたびに違う魚。
しかも大きめなものばかりが釣れる。。。
こんな楽しい釣りって他にあるのか!?
それとも今日は、たまたまマグレと奇跡が重なっているだけなのか?^^;

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そして、この日の大本命の大型イサキまで釣れてしまいました!!

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イワシっぽいルアーで、イサキを釣り上げたら、本物のカタクチイワシを口から吐き出しました。
グルメなお魚としても有名なイサキが、この日の朝ごはんに選んだのがカタクチイワシ。
大海原には他にも数々の美味しいエサがあるにも関わらずカタクチイワシを選んでいるのは、人間と同じく、気分でもあるのだろう。
今日はギョウザが食べたいな、明日はお寿司が食べたいな。
みたいな。
今、食べたいものに似たルアーを合わせることで、
魚たちはガッツリと喰いついてくるわけです。 
よりソレっぽいルアーに変えるとガンガン喰いついてきます。
と、わかってはいるものの釣れない時は釣れないのですが。^^;
釣れる時は釣れるんです。

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写真で見てもわかる通り、ルアーの尻尾側から喰いつきにきているのがわかります。
頭からよりは、尻尾側から襲いかかる習性。

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リアに針を付けておいたことで、釣果が上がるわけです。 
とか言ってるクセに、頭側から食べられることもあるんだから。^^;
 釣りはそんなかけ引きも楽しいのです。

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その後も大型イサキはどんどん釣れて

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3人同時にイサキが釣れちゃう、トリプルヒットも何度かありました。

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イサキの幼魚は、猪の子供『瓜坊(うりぼう)』のような縦縞文様があるのですが、この時釣ったのは、ウリボウとは思えないビッグサイズでした。

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とにかく、喰いついてからの引き方や、強さがなんとも程良く、
疲れないのに,釣っている感を凄く味わえるのがイサキでした。
イサキラッシュも落ち着き、気がついてみたら、みんなで結構な数のイサキを釣りました。

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僕たちの満足気な表情を見た船長は、
『次、イカ行きましょう!』と。

なんというホスピタリティ!!!
イサキをこれ以上釣り過ぎても。。という判断と
これだけイサキ釣れたら、他の釣りもしたいでしょ?
という釣り人の心理を瞬時に察知し、アオリイカのポイントへ移動。

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岩場にやってきました。
SLJ(スーパーライトジギング)してて、イカの気配がしたら
もしかしたらエギ使うかもなー。
でもまぁ、多分ほぼ無いだろうから、オレンジ色のエギを1つだけ持っていけばいいや。
と前日妄想していたので、たった1つのエギしか持ってきていない!!!^^;
こういうことも想定して、準備万端にしていきたいのだけど
道具がかさばるという悩ましいところ。。。

ちなみに、撮るかも? と思って
持ってきていた水中カメラでこの海の中を撮影してみると、

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海底にそこそこの海藻が生えているのがわかります。
これは、アオリイカの産卵には最適な環境です。
以前、スキューバーダイビングでアオリイカの産卵を見てきたのですが、
アオリイカ達の大恋愛や命の戦いを思い出すと
竿を振る手が止まってしまうので、ここは頭を釣りモードに切り替えて勝負です。

ちなみに、アオリイカについてまとめたブログや産卵動画はこちらです。
https://www.sumeshiya.com/blog/2018/06/post-366.html

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長く伸びたアカモクがあちらこちらに見られました。
餌木(えぎ)を投げて、少し沈めてエビがピョンピョン跳ねるように
アピールして、海底付近にいるアオリイカに気付かせて、
その後もピョンピョンさせては沈ませてと、
いわゆる【エギング】をしてアオリイカを釣るわけですが、
海藻だらけのこの場所で、海藻に引っ掛けないように上手に釣るのがテクニックです。
長崎大学の海藻の研究者グレッグ先生の言葉を思い出しました。
『釣り人も少なからず藻場を破壊している生きものの一つだ。』と。

慎重に慎重にヒュッと、一投目をキャスト。

エギを沈めてー、、、ヒュッヒュッヒュッとロッド(竿)をシャクります。
エギがピョンピョンピョンと海中で動いているはずです。
すると、
ズッシリ。。。。。
うわ!! 海藻に引っ掛けてしまったか???^^;
ギューーーン!!!
え!今、引っ張ったよな!!
リールをそろりそろりと巻いてみると、
ズッシリズッシリ、ギュンギュンギュン。
これは、イカの引きだ!!
慎重に巻いていくと、

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見えてきましたー!
またしても1投目での当たり!!

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きたぞきたぞーーー!

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ブシューーー! っとスミを吐いてきました。

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海面がイカのスミで黒くなっています。

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近くまで引き寄せてー、
またブシューーッ!!

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そして、なんとココでも1投目でアオリイカを無事、釣り上げることができました!
エギが12cmのものなので、モンスターサイズの40cm〜50cm !!
マンモスうれピーです!^^

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皆さんも続々と釣り上げています。

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もういっちょ大きいのキターー!!

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中型サイズも!

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とってもキレイです!

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急所を〆れば真っ白に。

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アオリイカ釣りもたっぷりと楽しませていただきました。
村田船長のおかげです!

すると、村田船長。
『そろそろ、また魚の引きが楽しみたいんじゃないですか?』

な、なぬーーーー!!

これで帰りと思ったら、本当に釣り人心をわかっていらっしゃる。
あと、数匹だけでも最後にって思ってたんですよね。^^;

前回、天候不良で出船出来ずで
明日以降は風も強くなり、本格的に梅雨入りしてしまうということもあり
この日しかなかったんです。
そんなピンポイントな日で、しかも釣れる日なんて
宝くじに当たったようなもんです。

お言葉に甘えて、1時間ほど追加でイサキ釣りを楽しませていただき
終了。

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マゴチ・マダイ・スズキ

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イサキ・ヨコスジフエダイ・マルアジ・エソ

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そして、たっぷりの大型イサキ。
ちなみに、釣り上げた量はこのくらいですが、
釣れたけど逃げられてしまった魚も相当数いました。

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こんな日は、そうそう無いですが
ボウズで帰ることは想像出来ないほどの魚影を感じる長崎県、
さっそくまた来週もチャーターお願いしてしまいました。^^;

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これほどたくさん釣れなくても、ボートゲームの面白さ、SLJの面白さを感じてもらうために、今度は息子達を連れて行きたいと思います。

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【BG-hirado】 村田船長、今日は本当にありがとうございました!
また後日お会いしましょう!!^^!!

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2週間後、
早速むすこ達を連れて平戸までボート釣りに行くことにしました。

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翌朝4時30分出航なので、近くのビジネスホテルに前泊。
ワクワク遠足気分の子供たち。

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釣りの前日はいつも興奮していてなかなか寝付けない自分ですが、
子供たちはあっさり寝てしまいました。
睡眠不足は船酔いにも繋がりますので、良いことです。
僕はやっぱり眠れず自撮りパシャリ。

そして翌朝。
体調も天候も万全の状態でいざ、BG-hrado へ!

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早速長男が【アカハタ】を釣り上げました。
ナイスサイズー!!
速攻で、あの極上料理『アカハタの中華蒸し』が頭をよぎります。

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その後もアカハタを連発で釣り上げます。

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今度は『キジハタ
美味しいお魚ばかり!

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持っていった様々なタックル(釣り道具類)を色々試して
スピニングリールやベイトリールでの釣り方の違いを感じてみたりなど絶好調の長男。
良く釣ります。

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僕と次男には、なかなか魚がかかりません。
同じ道具、仕掛けなのになー。。。
言い訳ですけど、僕は今日は自分のためではなく
子供たちに釣ってもらいたくて完全フォロー係としてひたすら動いておりましたので。。。^^;

次男は、ようやく『タマガシラ』をGET!

そして、
『パパ、根がかりしちゃった。。』と
これまで攻め攻めだった長男から残念そうな声がかかったので
フォローに入ると、ググググググーーーー!!っと重たく引っ張るではないですか。
これ、魚釣れてるぞ!
重い、デカイ、なんだろな。
長男が釣ったので、また長男にバトンタッチ。
さすがに小学5年生には重たすぎるか?
SLJ(スーパライトジギング)なので、ひときわその引きの強さを体感します。
そして釣り上げたのがこちら

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大きな『アカエイ』でした。

長男が小学1年生の時、
樋井川(ひいがわ)でアカエイを釣った時には、釣り上げることが出来なかったのを思い出し、
『リベンジ出来た!』と満足気^^!

当時の樋井川でのファイト動画がこちらです。

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こまめに場所を移動して子供たちに魚を釣らせてくださる船長。


小学生のSLJ(スーパーライトジギング) (動画)


小3男子 vs 青物 (動画)

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村田船長、子供たちを飽きさせず釣らせてくださり本当にありがとうございます!!
魚の力強さを体感出来る最高のおもてなしでした!

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長男は引き続きまたアカハタをGET

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今度は、メタルジグ(ネコメタル)をしっかりと喰わせました。

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僕はと言えば、こっそりベラを釣ってリリースしたり、

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小さなカサゴを釣ってリリースしたり。。。

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長男はまたアカハタ。。。
今度は、ジグヘッド『根魚玉(ねうおだま)』でGET。

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背ビレがオシャレなアカハタ

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弟にコツを伝授するお兄ちゃん

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本日はこの辺りで終了です。
たくましく育って、大人になったら、
自分の子供たちも釣りに連れて行ってあげるのだよ。

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釣りがメインの男旅は、夢の一つだったので
妻、そして多くの方のご協力のおかげで実現することができました。

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子供たちも今後はまたバスケも忙しくなったりするだろうから、
行ける時に行っておいて良かったです。

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船長、今回もありがとうございました!

そしてまた近々、友人引き連れお伺いさせていただくことになりそうです^^!

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2021年6月
今度は栗原家とともに平戸へ
夏に向けて、日の出が早くなるのに比例して
出港時間も早くなります。
早起きするよりは、前泊しちゃおう!ということで
栗ちゃんのキャンピングカーとテントにお世話に。
野外ご飯を簡単に済ませ、早々に寝る準備を、

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とはなかなか行かず、やっぱりキャンピングカーが楽しい子供たち。
大人はテント、子供はキャンピングカーで分かれて寝ることにしたのですが

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小5男子と小3男子のお猿たち。
なんといっても、小学6年生の女子と一緒に車で寝るドキドキソワソワ感が
彼らの興奮をさらにかきたてたのか、夜遅くまでワキャワキャ騒いでました。

翌朝。

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今回は、船長が気を遣ってくださり
前半は、子供でも確実に釣れる小さめの魚たちで
まずは、魚が釣れる感覚を味わってもらおうと
仕掛けを作ってくださり、
早速様々な魚種を釣らせてくださいました。
写真はネンブツダイ

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カサゴ

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フエフキダイ

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そして40cmアップのイサキのグイグイとした引きも感じることが出来ました。

そして、この日一番釣れたのが
キジハタでした。


キジハタ祭り(動画)

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釣り上げたキジハタの口から元気の良いガザミの子供が飛び出してきました。
それをエサにすれば釣れるんじゃないか?と即座に判断し、

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すかさず捕まえてジグヘッドに取り付けて海に沈める千歳。
パパもそういう考え方と実践は好き。

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前回、釣果が渋かった千歳も、今回はたっぷり釣りを堪能できたのではないかと思います。

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クリちゃん、前日からお疲れ様でした!
また釣り行こうね!

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あれだけ魚を見たのに、またクーラーボックスの魚と戯れる子供たち。

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将来、釣りが好きになりますように。
そして、そこから様々な人間関係、環境問題、食、遊びについて学び、
自分の子供たちも釣りに連れていってあげるのだよ。


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2021年8月
今回は息子たちの友達(シュント)も一緒に。

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まずは早朝の港で小アジ釣りをして活エサを確保。

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沖に出発です。

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アジの泳がせ釣りにチャレンジします。

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元気の良いアジを優しく持って、

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鼻の穴に針をチョンとかけます。

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ググググググーーーーー!!!

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ネコシャフトぶち曲がり!これやってみたかったんだー!

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ネコシャフト × ネコメタル 
本当によく釣れます!!


当日の釣り動画をこちらにまとめました。

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何者かに噛みつかれた痕(あと)や

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何者かに噛みちぎられたアジ

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キジハタが喰らい付いてきました。

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移動して、底物狙い。
実は僕もまだ釣ったことがなく、ずっと釣りたい魚の一種なのですが、
小学5年の長男 岡田結(ゆい)が先に釣り上げました。

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35gほどのジグヘッドに
issei 海太郎の『キャラメルシャッド3.5』ワーム
カラーは『村上シークレット』で喰いついてきました。

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夏休みの良い思い出になりました!
村田船長、今回もありがとうございました!