メジカのシンコ
2024年9月16日 高知県中土佐町
生きたメジカを販売しています。
都会で食べられないものに付加価値を感じる今の時代
メジカのシンコはまさにその最高峰にある気がします。
2025年8月14日
活きたメジカの新子を漁船で買ってお店で捌いてもらうシステム。
2024年9月15日
久礼大正町市場での行列の正体は、メジカの新子です。
各店舗で、メジカの新子について丁寧に説明書きがされています。
〈メジカの新子(しんこ)って何?〉
マルソウダ・ヒラソウダの生後1年未満の幼魚のことです。
「朝釣った新子は昼までに食べろ」と言われるほど鮮度が落ちやすく、
モチモチと吸い付くような食感を味わうには地元で食すほかない、まさに幻の魚です!
久礼大正町市場では、朝釣りたてのメジカを、
おかみさんたちが、皮と血合いを取って三枚おろしにして、
柑橘のブシュカンと一緒に提供してくれます。
果汁をたっぷり絞って、お召し上がり下さい。
※漁の状況で、新子ではない大きいサイズのものも販売しています。
新子をご希望の方は、各店に在庫を確認してから購入ください。
〈メジカについて〉
・メジカの新子(小さいサイズ)
・メジカ(大きいサイズ)
両方販売しています。
メジカは小屋によって販売店が違います。
ですので、待つ時間や値段もバラバラです。
市場内にあるモニターでは、
久礼のメジカ入荷情報がリアルタイムで見れるというシステムを導入しています。
どの船が出漁したか、メジカの有無、久礼のどこのお店で提供されているのか?
ここ大正町市場で食べられなかったとしても、
近隣のお店で食べられる可能性がありますので、どうか諦めずに!
僕たちのお目当ては、
この地で初めてメジカの新子の提供を始めたという
「幸進丸(こうしんまる)」又川愛子さん(通称:愛ちゃん)のお店。
オープン待ち。
そしていよいよオープン!
最初のお客様がご注文。
その隙に、向かいにあるこちらのお店でごはんを買っておくことをオススメします!
いよいよ僕たちの順番が回ってきました!
愛ちゃん、よろしくお願いいたします!
この日は幸運なことに、3種の新子がありました。
右上から
・モンズマ(標準和名:スマ)
・メジカ(クロス)(標準和名:マルソウダ)
・メジカ(シロス)(標準和名:ヒラソウダ)
ちなみに、スマでもメジカでもないマグロの新子は
新米(しんまい)と呼ばれています↓
パッと見、どれがなんだかわからないほど似ている3種を
丁寧に説明してくださる愛ちゃん。
日々、数を捌いているからこそわかる目利きです。
頭を落としたと思ったら、
そこからのスピードが凄かった!
ブシュカンの皮削り
亜紀さんのマシンガントークに余裕で返答しながらのこの捌きっぷり。
圧巻でした!
市場のすぐ横にある中土佐町観光拠点施設「ぜよぴあ」にて
持ち込みで食事をすることができます。
いつなんどきでも、
地震・津波時の緊急避難場所の確認は絶対忘れてはなりません。
左:モンズマ(標準和名:スマ)
右下:メジカ(クロス)(標準和名:マルソウダ)
右上:メジカ(シロス)(標準和名:ヒラソウダ)
モンズマとクロスは醤油とブシュカンで
シロスはわさび醤油がオススメという愛ちゃん。
やっぱり高知は酢みかん文化。
メジカの新子の夏の季節に、ちょうど出回る酢みかんがブシュカンです。
たっぷりと絞りかけます。
※酢みかんとは?
https://www.sumeshiya.com/blog/2021/10/post-6684.html
白ごはんとも相性バッチリです。
モンズマ(標準和名:スマ)
メジカ(シロス)(標準和名:ヒラソウダ)
右下:メジカ(クロス)(標準和名:マルソウダ)
どれが美味いって? 全部美味いです。
個人的には、血合い付きのほうが旨味があって好みでした。
はっきり言って、毎日食べたいくらい大好きです。
なんと言っても、生命力を感じるこのモチモチ感。
体の中に入ると、力が漲ってきます!
なかとさ観光協会の「メジカMAP」
高知県 中土佐町 久礼(くれ)・上ノ加江(かみのかえ)
町内のメジカを食べられるところをご紹介!
久礼大正町市場のアーケードの真ん中にある「メジカ横丁」。
ここは、船ごとに小屋があり、朝釣ったメジカを、漁師の家族のおかみさん達が、
お客さんの注文ごとに目の前でさばいて提供してくれます。
鮮度を保つため、スピード感あふれるおかみさんの包丁さばきは見事です!
1 幸進丸(こうしんまる) 又川二三江さん
2 雄誠丸(ゆうせいまる) 浜田千沙さん 浜田和子さん
3 司丸(つかさまる) 辻村むつ子さん
4 和廣丸(かずひろまる) 岩瀬佳子さん
メジカ横丁では、どうやったらメジカを食べられるの?
メジカの新子とは?
メジカの豆知識
道の駅なかとさ いか船頭さんにて
皐丸さんのメジカの新子
ブシュカン