しばえび・シバエビ・芝海老・Metapenaeus joyneri

十脚目(エビ目)クルマエビ科ヨシエビ属シバエビ

水深10〜30mほどの、内湾の泥底に好んで生息しています。
シバエビという和名はかつて東京・芝浦(シバウラ)で多く漁獲されたことに由来しています。
ただし20世紀後半頃から、芝浦では埋立、汚染、漁獲過多などが重なり殆ど漁獲されなくなってしまいました。

夜は海底付近を泳ぎ回って活動し、昼は砂泥に潜っています。
食性は肉食性で、貝類や他の甲殻類を捕食します。
繁殖期は夏で、幼生から成長した稚エビが夏から秋にかけて干潟で見られます。
成長した稚エビは秋が深まると群れをなして深場に移ります。
寿命は1年から1年半で、産卵後にはオスメスとも死んでしまいます。

尾の青緑色が鮮やかで綺麗!


身を抜いて、殻だけにしたシバエビの透明感も綺麗です。




















子供達も大好きなシバエビの唐揚げ


生シバエビの唐辛子醤油漬け寿司
器:岳中爽果さん


器:伊藤剛俊さん



シバエビの殻を煎ってすり鉢で粉にして塩と和えて
エビ塩を作ります。

エビ塩の作り方はこちらからどうぞ。【エビ塩作り】

器:竹下鹿丸さん
シバエビの味はとても繊細なので、寿司にして食べると、味がぼやけてしまうため、先にシバエビだけを味わっていただき、それを飲み込む直前くらいにエビ塩が付いた酢飯を追いかけていただくことで、
シバエビの魅力を二度味わえるというお寿司です。


生シバエビのむき身


シバエビのおぼろ




シバエビと山にんじんの葉のかき揚げ


シバエビの塩辛
生シバエビの身と塩と柚子胡椒だけで作ります。

シバエビのエビしんじょ

シバエビのエビしんじょ揚げ
子供たちも喜んで食べてくれました。

【シバエビの一夜干し】
http://www.sumeshiya.com/blog/2021/09/post-6669.html

シバエビと生すじあおのりのかき揚げ

2025年はエビ年ということで
有明海の恵み「シバエビ」をたっぷり使い、すじ青のりがグッと薫るお雑煮にしました。

シバエビのお雑煮





