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コハダ女子会が東京にやってきた!

[すし・sushi岡田イズム海の生き物記録]

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午前10時。
羽田空港第1ターミナルに、佐賀県太良町(たらちょう)から
コハダ漁師の嫁集団『竹崎コハダ女子会』の7名が到着。
怒涛の詰め込み二日間のスケジュールになりますが、よろしくお願いします。

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10人乗りの大きめのワンボックスでコハダ研修スタートです。
東京観光っぽく見えますが、すべてはコハダのために。

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東京タワーが見えてきましたので、タワー下で記念撮影。

そしてまず、真っ先に向かったのが警視庁。
どうしても警視庁がみたいというメンバーのために最初のお約束をクリア。

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すぐ近くの国会議事堂にも。
すでに修学旅行みたいになってます。

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桜は惜しくも三分咲きくらいでしたが、皇居、千鳥ヶ淵の景色を見てまわり、

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次に向かったのは東京スカイツリー。

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日曜日のスカイツリー、ランチはもちろん行列でしたので、
並んでいる間に、向かいのお寿司屋さんでコハダだけチェックしに。

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コハダ女子会の皆様は、東京の寿司の酢飯が温かいことに、とても驚かれていました。

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スカイツリーでは30分のフリータイム。
皆様、子供達にお土産など真剣に選ばれていました。

分刻みで、10人乗りの車で、行きたいところに細かく動くことで、
はとバス以上の満足度を実現するのが、
今回、自分に課した課題の一つでもあります。

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浅草、雷門を通過し、合羽橋道具街を見つつ、次に向かったのは表参道。
いつも人通りが多い場所ですが、この日も一段と多かった気がします。
からの原宿、竹下通りへ。。。。

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皆様、車から降りて竹下通りへ突入です。
僕は竹下通り抜けたところあたりまで車を回して待つことに。
さすがのコハダ女子会メンバーも、これだけ密集した人通りには疲れたみたいです。

前日はギリギリまで家事をし、
今日の朝3時くらいに暗いうちから佐賀のお家を出て、長崎空港へ。
そこから羽田まで飛んで、東京のあちらこちらですから。
そろそろ疲れたんじゃないですか??
が、誰一人として疲れた顔はしていないという。
さすが、コハダ漁師の嫁集団。。。

まだこの後も続きますので、
ひとまず池袋のホテルにチェックイン。
20分くらい休憩したら、夕食まで少しだけ時間があったので、

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東京大学 赤門前でパチリ。

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夕食は酢飯屋でお寿司ということで、
酢飯屋ワールドをお楽しみいただき、
酢飯屋で提供している、『竹崎コハダずし(生のコハダの握り寿司)』の調査もしていただきました。

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コハダ女子会の体力は疲れを知りません。。。
酢飯屋で飲み放題したあとは、東京の夜の街へ2次会です。
もちろん、僕も参加させていただきました。

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『漁師の嫁7人 対 寿司職人(男)1人』

酔った女子メンバーの交通整理とガードマン、道案内とイケメンホスト役。
色々な業務をしっかりとこなさなければいけません。
と気を張っているつもりでしたが、
自分もそこそこ朝早かったのと、7人の命を預かっての都内一日運転。
いよいよ自分も酔ってきました。。

2次会の居酒屋さんでは、これぞ女子会的なハッチャケトーク満載。
行ったことないですが、女子校の放課後みたいな。
結局24時近くまで飲み食べまくるという。
誰一人として寝ていませんでした。。
明日も朝早いですので、そろそろ帰りましょう。
ということで、興奮と良いが冷めやらぬまま
初日は無事終わりました。
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翌朝、早朝からホテルにお迎えにあがると
二日酔いのメンバーなど誰一人おらず、
しっかりとホテルの朝食も済ませていました。。。

さぁ、豊洲市場にコハダ視察です。
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様々な産地のコハダの状態や価格、
その特徴や、価格変動の理由などを学んできました。

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積極的に仲卸さんにコハダについて質問をされていました。

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このバックプリントのパーカーが功を奏して、
豊洲市場の魚屋さんらが、どんどん食いついてくるほど。
そして、『私たち、佐賀からきました。コハダ漁師の嫁です!』
この言葉に、市場関係者の皆様はいちころ。
名乗るまでは、ただキャピキャピ観光に来た女性たちと思っていたおじさまたちも
表情と対応が全く変わりました。

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魚屋さんそれぞれでコハダを開いて販売されているところもありましたね。

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竹崎のコハダのお取り扱いがあったお店では、
必ず仲卸さんらと記念写真をパチリ。

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またみつけました!

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パチリ!

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全国のコハダを取り扱う、コハダのスペシャリストさんとも
お話をたくさんできました。

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市場の地図を見ながら、そろそろお腹が空いてきましたので
移動しましょうかね。と。

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豊洲市場内で最後にパチリ(前)

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豊洲市場内で最後にパチリ(後)

水産仲卸売場棟4階
伊藤ウロコさんでも、皆様お土産をたっぷりGETしました。

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二日目からは
コハダから考える太良とじぶん』でお世話になった
東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター 特任研究員の加藤先生もご一緒に。

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朝ごはんは、築地場外市場でお寿司を食べることにしました。

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もちろん、ここでもコハダをチェック!!
場外を一通り歩いたら、

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コハダ女子会メンバーのお一人に、お寺さんもいらしゃることもあり、
築地本願寺へお参りに。
メンバーも流石に凛とされていました。

次に向かうは、銀座です。
歌舞伎座を過ぎて、まずはAKOMEYAさんへ、BEAMSへ。

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銀座の某デパートの地下食品売り場もチェック。
ありました、コハダの酢漬け。
サイズ的にコノシロですね。
みんなで味をチェック。
賛否両論。

銀座をブラブラしたあとは、

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東京駅 新丸ビルでパンケーキ & ショッピング。
1時間ちょっとのフリータイム。

なんてしているうちにあっという間に羽田空港に戻らなければならない時間がやってきてしまいました。
丸二日間とはいえ、実質、動ける時間はかなり限られていました。
が、できる限りのことはできたかなと思います。
羽田空港まで向かう湾岸道路、お台場。
行きたいところはキリがないほどあるのがさすが東京。
そして、

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ミッションコンプリートです。
無事故、無違反はもちろんのこと、
少しもトラブルなくご案内することが今回、自分に課した課題でしたので、
二日間丸々やりきった感あります。

今回、東京観光案内をして気がついた大きなことがあります。
いつも近く、日常にあるものは自分にとってはもちろん日常です。
そこから離れれば離れるほど非日常になっていきます。
非日常の一つが旅行です。
自分にとっては日常でも、ある人にとっては旅行。
今、こうして自分がいる場所もそう。
ここに住んでいる人もいれば、ここに旅行に来る人もいる。
けれど、ここに住んでいる人がひとたび外に出ればそれは旅行。
つまり、地球上すべての場所は誰かにとっての旅行先。
そういう風に、自分が今いる場所を旅行者目線で見てみると
なんと贅沢で楽しいことでしょう。
みんながお金と時間をかけて来ているこの場所に
自分は日常として暮らしているのですから。
どこに住んで暮らしていても、
人それぞれ全員が誰かの旅行先に住んでいる。
都会も田舎も関係ない。
これに気がつけたことがとても幸せです。

竹崎コハダ女子会の皆様、コハダ研修お疲れさまでした。
これからもコハダ漁師の嫁として、
マッチョな旦那と家庭を支え、コハダの魅力を存分に伝えていってください!
僕もこれからも竹崎のコハダとともに生きていきます。