寿司・酢飯屋

コハダから考える太良とじぶん

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【佐賀県藤津郡太良町 町民講座】

古来より江戸前寿司の代表格とされてきたコハダ。
太良町(たらちょう)はそんなコハダ(コノシロ)の日本有数の水揚を誇っていますが、
そのほとんどが町外に出ることから、
地域を支えている彼らの素性は実のところあまり知られていません。
この講座では、太良、あるいは人間とコハダの関わりを、
頭(知識)だけでなく五感(体験)を使って学ぶことを通して、
太良町の将来や自分自身について考えてみることを目指します。

【内容と日時】
〈第1講〉2018年10月7日(日) 10時〜13時15分
①【コハダの魅力と郷土寿司
酢飯屋の岡田が進めてきた『郷土寿司プロジェクト』の活動の
主旨や目的、寿司職人から見たコハダの魅力、
寿司という料理の奥深さなどについてお話しします。

②【コハダと人びとの関わりをテーマとする講演
コハダと人びとは古来どのように関わってきたのか、
地域毎のコハダの利用などについて、
香川大学准教授の畦五月(うね・さつき)先生にお話しいただきます。

③【太良を表すコハダの郷土寿司を構想する】(ワークショップ)
あなたが考える『太良らしい』コハダの寿司とはどんなものですか?
ひとりひとりが込めた思いを交換し、
この講座でしかできない郷土寿司のイメージを構想します。

④【コハダ漁業体験】(14時〜17時)※終了時刻は予定です。
太良町内の投網漁師会ご協力のもと、
実際のコハダ漁を体験します。
コハダという海の恵みがどのようにして私たちの手元に届くのか、
体験を通して学びます。
※海の状況等により、漁の見学への変更または中止となる可能性がございます。

〈第2講〉2018年11月11日(日) 11時30分〜15時(終了時刻は予定です。)
①【コハダの郷土寿司を制作する
第1講で構想した郷土寿司を、皆さんで制作します。
制作後は実際に食べることで、味覚からもコハダに親しみます。

②【コハダから、太良とじぶんを考える】(ディスカッション)
この講座を通してコハダは自分にとってどのような存在となったのか、
そのコハダと関わってきた太良、
そこに生きる自分はどのような将来を描くことができるのか。
コハダに多くを学んだ講座を締めくくるためのディスカッションを行います。


【主催】
岡田大介(株式会社酢飯屋 代表取締役)
加藤大貴(東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センター 特任研究員)
一般社団法人 3710Lab(みなとラボ)

【協力】佐賀県太良町企画商工課・竹崎コハダ女子会・投網漁師会・畦五月先生

【対象】太良町および周辺自治体在住の方(年齢・性別不問)
※講座の性質上、中学生以上が望ましいです。(歴史学習、ディスカッション等を含むため)

【参加費】1,000円/1人(2講座分)
※講座運営費、第2講の調理の材料費、食事代を含みます。
※1講座のみ参加の場合でもご返金はいたしかねます。
(事前連絡があれば代理者の参加可)

【定員】20人(先着順)

【会場】竹崎公民館(佐賀県藤津郡太良町大浦甲)

【お申込方法】専用フォーム(https://goo.gl/qLhuv4)より申込むか
・氏名(フリガナ)
・ご年齢
・ご職業
・電話番号
・メールアドレス

をこちらのアドレスまでご連絡くださいませ。
dkat@oa.u-tokyo.ac.jp

【お問い合わせ】
加藤大貴(東京大学)
TEL:080-5194-1931
FAX:03-5841-4342
Mail:dkat@oa.u-tokyo.ac.jp

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こだわり

自分達が使う食材や道具などは、可能な限り現地に足を運び、
五感で確かめる。自分達で作れるものは作る、獲れるものは獲りに行く。
『本質』の定義は『原点』だと考えております。