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きつねめばる・キツネメバル・狐目張・Sebastes vulpes Doderlein

[すし・sushi海の生き物釣り・Fishing]

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2023年4月25日 岩手県大船渡市
億幡丸(おくまんまる)さんにてキツネメバルを釣りました。

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キツネメバルの眼

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キツネメバルの鼻孔(鼻の穴)

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キツネメバルの頬

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キツネメバルのエラ蓋

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キツネメバルの胸ビレ

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急な水圧の変化で胃袋が膨らみ反転して、口から飛び出しています。

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胃袋に入っていた捕食された生きものたちが見えます。

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オキアミと

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オオグソクムシの赤ちゃんのようなものが確認できます。

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キツネメバルの背
第一背ビレと第二背ビレ

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キツネメバルの第一背ビレ

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キツネメバルの第一背ビレ

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キツネメバルの第一背ビレ

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キツネメバルの第一背ビレ

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キツネメバルの第一背ビレの付け根

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キツネメバルの第一背ビレの付け根

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キツネメバルの第二背ビレ

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キツネメバルの腹ビレ

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キツネメバルの臀鰭(しりびれ)

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キツネメバルの尾ビレ

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キツネメバルとタヌキメバルとクロソイの違い
しっかりとまとめなければいけませんね。。。
それぞれのハイブリッドも含めると難し過ぎます。。

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タヌキメバルとキツネメバルの違い
はっきりわかるようなタヌキメバルの写真を
次回こそは撮影頑張ります。。。

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タヌキメバルについてはこちらからどうぞ。
http://www.sumeshiya.com/blog/2022/03/sebastes-zonatus.html

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こちらは100gのメタルジグに喰いついてきたジグサイズとあまり変わらない小型のキツネメバル、もしくはタヌキメバル。。。

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岩手県石巻市雄勝町に仕事で伺った際、
一日延泊して翌朝釣りして帰ろう。
ということで、今回の狙いはアイナメ。

前もって釣り具を準備する時間がなかったので、
竿とリールだけ持ってきました。

今回は漁師さんである岩間常保(いわまつねやす)さんが
船を出してくださることに。

優しい岩間さんは、前々日に、車で1時間以上離れた釣具屋さんまで
一緒に買い物に連れて行ってくださり、
その晩は、囲炉裏を囲んで色々、海のお話、魚のお話をしてくださいました。

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餌選び、仕掛け選びなど、今シーズン最初のアイナメだったこともあり
様々な種類の仕掛けやおもりを買いました。

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釣り前日の夜は、ご自宅に招いてくださり一杯やろうと!
震災前から震災後、その後も何度も訪れてくださった宮川大輔さんと
岩間さんは仲良しで、これまでの宮川大輔さんとのストーリーを映像でたくさん見せてくださいました。
そしてなんと!あの金華サバを世に広めた方だということが判明しました。。
ワインがお好きで、奥様がそれに合うおつまみを出してくださり
自宅がワインバルのような岩間さんのおうち。
気がつくと2本目、3本目とワインが空いていき、
僕もだいぶ酔ってきました。
しかも明日は早朝からの船釣りです。
お風呂も沸いたからどうぞっ。ということで
酔い覚ましにお風呂もいただきました。
お風呂から上がって、そろそろ寝るモードかな?
と思いきや、
もう1本。
結局ワインを4本、綺麗にすべて飲み尽くしての就寝となりました。
歴代のご先祖様のお写真やお仏壇のお部屋に
フカフカのお布団まで敷いてくださり、
シラフではきっと寝付けないかもしれないほどの
多くの方々に見守られている空間で、僕は気がついたら寝ていました。
翌朝5時。
全くグダグダせず、なぜかシャキーン!と起きることができました。
ここからは待ちに待ったアイナメ釣りです。

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この日の前後は雨風で出漁していなかったので、
ピンポイントでこの日だけ出船出来るという奇跡。
ありがとうございます。

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三陸の海での海釣り。
四国、九州では見られないような魚がたくさん生息しています。
しかしこの日は、水温6度。
魚たちの食いつきも悪いこの水温。。
こんな時は長く釣りするものではなく、
短時間で勝負です。

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岩間さんがポイントポイントに船を移動してくださいます。
水深20mくらいのところから50mくらいのところ。
おもりを底まで落として、トントンして魚を探り、誘う釣り方。

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餌はアオイソメ。
と、
一投目からいきなりヒットしました。
いい感じに引いてくれます。
何が釣れたのか、この時間が最高に好きです。

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釣れたのは、キツネメバル。
三陸地方では、マゾイと呼ばれることが多い魚です。
眼の前下方や口の周りにクロソイのようなトゲトゲがないので判別できます。
体側には輪郭がはっきりしない3本の横縞があります。
沿岸の岩礁域に生息していて、アミ類や小魚を食べます。
冷水性なので、この日の水温6℃でもしっかり喰らい付いてきました。

非常によく似た種にタヌキメバルという魚がいますが、
主な違いは模様だけで中間型も見られたりするので
学問的にも再検討中のようです。
いつかタヌキメバルにも出会いたいです。

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このあとも釣れたのはキツネメバルのみ。

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やっぱり気合い入れすぎると魚って釣れないんだよなー。いつも。
道具とか、仕掛けがない時に限って、
色々な魚が釣れる日だったりするという。
まあ、それが釣りってもんです。
もう少し暖かくなってきたら、またリベンジしに行きますね!
岩間さん、お忙しい中、船を出してくださりありがとうございました!

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このキツネメバルは、酢飯屋で、美味しいお寿司になりました。
キツネメバル、ありがとう。

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新潟県佐渡島にて

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こちらは
【アルビノ キツネメバル】

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【キツネメバルの子】

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