出石皿そば 喜楽
2022年2月 鳥取駅前
【出石(いずし)そば】
(出石皿そばとも呼ばれています。)
兵庫県豊岡市出石町を中心に食されている郷土料理の蕎麦ですが、
鳥取駅で、なんだかお蕎麦モードになりまして、『喜楽(きらく)』さんへ
昔ながらの雰囲気が残っていて、
しかも流れていたラジオからたまたま月光仮面のテーマソングが流れていて
入店してすぐに、なんとも言えない風情が味わえました。
凄い数のサインが壁中に貼られていて
このお店の位置付けが把握できます。
今回僕が注文したのは皿そば一人前
ご注文目安として
男性 十五皿
女性 十皿
子供 五皿
※二十皿以上食べられた方には記念品を贈呈
最高は百五皿!
とメニューにあったので、僕はとりあえず十皿を注文して待ちました。
そばつゆの入った徳利の大きさが凄い!!
長芋、うずら、ねぎが付きます。
そこにお蕎麦が十皿きました。
十皿でも圧巻なのに、これがさらに数十皿と注文される方も多くいらっしゃるそうで
凄いことになりますね。
店内の壁面にある、出石皿そばのしおりを読みながら
いただきます。
兵庫県出石町は、仙石氏の城下町で宝永三年、仙石政明公が信州上田城より移城の際、
本場信州のそばの味が忘れられず、その製法を町家に伝えたと記されており、
その伝統を守りつづけたのが今日の『喜楽皿そば』です。
喜楽そばは、出石産のそばを原料に使って製粉し、名産の砂丘長芋と自然薯をつなぎに入れ、
手打ちで作ります。
当店では四季を通じ、独自の方法で調整しています。
出石そばの特徴は、色黒く、光沢があり滑らかでコクがあり、
香りが良く風雅なのに素朴で、いわゆる大名好みの味わいです。
特に寒中その冷たいのを食するのを最上とされ、
皿そばと称して皿に盛られたそばの上に直接だし汁をぶっかけて
二口、三口で口内に流し込む食べ方をそば通と称し、
量は皿を重ねて割り箸の高さ(十五枚)に至るのを一人前のそば食いと申しております。
最後は皿を重ねて、ごちそうさまでした!
【出石皿そば 喜楽】
住所:鳥取県鳥取市栄町660
電話:0857-26-3151