ブログ

出石皿そば 喜楽

[料理植物]

PXL_20220219_043111314~2.jpg
2022年2月 鳥取駅前

【出石(いずし)そば】
(出石皿そばとも呼ばれています。)
兵庫県豊岡市出石町を中心に食されている郷土料理の蕎麦ですが、
鳥取駅で、なんだかお蕎麦モードになりまして、『喜楽(きらく)』さんへ

PXL_20220219_043156370~2.jpg
昔ながらの雰囲気が残っていて、
しかも流れていたラジオからたまたま月光仮面のテーマソングが流れていて
入店してすぐに、なんとも言えない風情が味わえました。

PXL_20220219_043445592~2.jpg
凄い数のサインが壁中に貼られていて
このお店の位置付けが把握できます。

PXL_20220219_043522144~2.jpg
今回僕が注文したのは皿そば一人前
ご注文目安として
男性 十五皿
女性 十皿
子供 五皿
※二十皿以上食べられた方には記念品を贈呈
最高は百五皿!
とメニューにあったので、僕はとりあえず十皿を注文して待ちました。

PXL_20220219_043904637.jpg
そばつゆの入った徳利の大きさが凄い!!
長芋、うずら、ねぎが付きます。

そこにお蕎麦が十皿きました。

PXL_20220219_044128895~2.jpg
十皿でも圧巻なのに、これがさらに数十皿と注文される方も多くいらっしゃるそうで
凄いことになりますね。
店内の壁面にある、出石皿そばのしおりを読みながら
いただきます。

PXL_20220219_044146369.PORTRAIT~2.jpg
兵庫県出石町は、仙石氏の城下町で宝永三年、仙石政明公が信州上田城より移城の際、
本場信州のそばの味が忘れられず、その製法を町家に伝えたと記されており、
その伝統を守りつづけたのが今日の『喜楽皿そば』です。
喜楽そばは、出石産のそばを原料に使って製粉し、名産の砂丘長芋と自然薯をつなぎに入れ、
手打ちで作ります。
当店では四季を通じ、独自の方法で調整しています。

PXL_20220219_044455593.PORTRAIT.jpg
出石そばの特徴は、色黒く、光沢があり滑らかでコクがあり、
香りが良く風雅なのに素朴で、いわゆる大名好みの味わいです。
特に寒中その冷たいのを食するのを最上とされ、
皿そばと称して皿に盛られたそばの上に直接だし汁をぶっかけて
二口、三口で口内に流し込む食べ方をそば通と称し、
量は皿を重ねて割り箸の高さ(十五枚)に至るのを一人前のそば食いと申しております。

original_2617c7c6-5b55-4043-a2fe-9248f50366ed_PXL_20220219_044932608~2.jpg
最後は皿を重ねて、ごちそうさまでした!


【出石皿そば 喜楽】
住所:鳥取県鳥取市栄町660
電話:0857-26-3151