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薬師堂(やくしどう)

[記録]

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湯村温泉には、元禄15年(1702年)に建てられた薬師堂があります。

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お堂の中には合わせて9枚の奉納額が掲げられています。

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お堂の天井には格天井と呼ばれる格子状に区切られた天井が採用されていて、
それぞれのマスの中には、全部で184枚の板絵が描かれています。

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板絵や奉納額は、長い年月のため、ところどころ傷んでいて、
色褪せてしまっていたり、彩色がはがれてしまっている部分も見られますが、
全体としてはよく残っているといえます。

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奈良大学文化財学科保存科研究室では、
2016年から、これらの板絵や奉納額の保存のための調査を行っています。

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板絵の桟で隠れた部分には、配置を示す墨書きの文字(ろ五・ろ六・い五など)が残っていたようです。
絵具には胡粉などの顔料や染料が使われています。
緑色には銅から出る緑青(ろくしょう)や亜鉛とヒ素が含まれた、
現在では使われることのない顔料も使われているようです。


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岡田ちせ
そのお隣に林さん。
ご縁を感じます。

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巨大マダイを両手で押さえつけている!!かっこよ!

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お!大根の絵まであった!
そう、僕の名前は岡田大介。
大介というだけなのに、小中学生の頃のあだ名は大根でした^^。

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貞観十七年(875年)
湯村温泉を開発された慈覚大師の徳をたたえて、お堂を建立したと伝えられ、
薬師如来と共に同大師の尊像が祀られてある。
元禄十五年と安政四年に大修理が行われ、
昭和改体修理を行って今日に至る。
へん額『醫王殿』は天台宗第百三代座主無品覚雲の書である
(覚雲は亀山天皇第十二皇子)