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和田山真央(わだやままさひろ)

[うつわすし・sushi料理海の生き物釣り・Fishing陶芸家食遊び]

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左: 陶芸家 和田山真央(わだやままさひろ) 通称 まーくん
右: 酢飯屋 岡田大介(おかだだいすけ)

元々の出会いは、渋谷の『うつわ謙心』さんが
水道ギャラリー』で企画展をしてくださっていた際に
その参加作家としていらしてくださったのがご縁です。
謙心さんありがとうございます。

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大阪から和歌山県和歌山市加太(かだ)に移住した
まーくんのところに遊びに行くことを決めた理由はこの海で一緒に釣りをするため。
以前、水道ギャラリーでの個展の際に、
和田山ファンのお客様をお招きして『和田山真央を囲む会』を開催した際、
加太で自分が釣った魚をお客様に食べていただきたいと
まーくんが自身で釣ってきたアジが届きました。
僕もそれなりに20年以上寿司職人をしていますから
各地域の様々な美味しいアジを食べていますし
なんなら、色々な地域でアジ、メガアジ、ギガアジ、黄金アジなどなど
自分で釣って食べてもいるわけです。
が!!!
なんとーーーーーーーー、
僕がこれまで食べてきたアジの中で一番美味しい!!!!!
なんで??????????
と感動したのがこの加太のアジだったのです。
僕はその場で、このアジを必ず釣りに行き、真相を確かめよう!と思い
この日に至ったわけです。


加太漁港を見学させていただいたり、
手釣りの漁師さんの船で釣りに連れて行ってもらったり、
たこ漁師さんとたこツボ漁に同船したり、

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浜辺(Kada Beach House)でバーベキューしたり

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加太のアジの刺身をバーベキューの一品で食べたり

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もう、たまらん!


本当に楽しい加太時間。
ありがたくも、和田山邸に泊めていただけるということで
超快適に連泊させていただきました。

和田山ご夫妻にも許可を得ましたので
この素敵なおうちの中をちょっとご紹介。

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セキュリティばっちりの玄関を開けると
正面に現れるのが玄関収納。

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スタイリッシュな階段をのぼると

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海が一望出来る大きな窓が印象的な
快適なリビングダイニングが現れました。

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綺麗好きで、お料理好きで、食いしん坊で、優しくて、面白くて、気が利きまくり、ユーモアもある。
奥様として完璧な晴ちゃん。
お育ちの良さがうかがえます。

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大容量の特注食器棚にしまっている器は、
旦那、まーくんの作品。
食器棚の中は、まーくんの作品だけでなく、様々な作家さんの器が収納されていました。

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洗面所ひとつとっても、センスを感じます。

そして、
一階の工房も特別に見せていただきました。

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この場所で、あの美しく、使いやすい器が作られているわけですね。

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たくさんの道具や素材が使いやすく配置されています。

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ん??
これは完全に器を作るのに使う道具ではないですね。^^
釣りに行きたいタイミングですぐに出掛けられる環境というだけでなく、
釣り場までの時間が数分。
釣り好きからしたら最高な環境です。

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僕は、まーくんが陶芸家だということはもちろん知っていましたが、
実際作っているところは見たことがなかったし、
なんなら、飲んでるところしか見たことがなかったので
この日やっと、信じることができました。

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仕事してる。

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まーくんが、

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釣りじゃなくて、酒じゃなくて、

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仕事してる。

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『愛される陶芸家になる』
まーくん直筆の熱いサインが壁に書かれていました。

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そしてここでも晴ちゃんは、まーくんをお手伝い。
まーくんにとって、晴ちゃんは最強のパートナーだなと確信した時間でした。

さて、今夜は加太の漁師さん、魚屋さんが集まって
まーくんのおうちで寿司パーティーです。

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準備開始!

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タコ漁師 小浦裕司さんのタコで一品

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今朝釣ったイサキがたっぷり入った、イサキムチ

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今朝釣ったアジでゴマアジ
剥きたてサザエの味噌合え

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器はどれもまーくんが作ったものばかり。

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まーくんの自宅から見える夕焼け

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ゲストが来るのを待ちます。
我ながら、準備は万端。

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ぞくぞくとお客様が。
さだやん、篠原さんご夫妻、

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ボチボチ始めますかー! かんぱーい!

盛り上がる盛り上がる。
魚のお話、この街のお話、人のお話、仕事のお話、
どんな話題もみんなで意見して、突っ込んで、ボケて、笑って。
なんという幸せで楽しくて美味しい時間だ。

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僕は酔っ払う前にお寿司にぎにぎたーいむ。
漁に連れて行ってくださったり、
魚を出荷するまでの繊細な魚の取り扱いの全工程を見せてくださったり
ここに泊めてくださったり
みなさまへのお礼として僕が出来ることはお寿司を作ること。
酔い潰れるわけにはいきません。

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みなさまが持ち寄ってくださったり、今朝釣ってきた魚たちを
次々とお寿司にしていきます。

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みなさん、食べる食べる!

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しかも、漁師さんに美味しいと言っていただける瞬間というのは、
本当に本当に寿司屋冥利に尽きる瞬間でもあります。

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漁師さんあっての、寿司屋ですから。

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たっぷりのお寿司を握ったつもりですが、それだけでは足りず、
様々な魚介類でしっかり取った出汁にクログチの身を盛り付けた
クログチラーメンを締めにご提供。
まーくんの器がここでも大活躍。

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差し入れの篠原さんの奥様特製プリンがまた絶品。

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最後、まーくんは少し眠ってしまったけれど、
最高に楽しい時間でした!
またみんなでごはんしましょう!!!
晴ちゃん、準備から片付けまでの全てのフォローに感謝いたします!


翌日は
小浦さんがタコ壺漁で獲ったタコをたこ焼きにしているお店があるということで

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『たこ笑』さんへ。

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たこ焼きモードがさらにアップする雰囲気の店内

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タコ漁師 小浦さんとたこ焼き
4種の味で4個ずつ たこ笑バラエティーセット

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タコの唐揚げ

和田山夫妻と美味しいタコ時間となりました。
別途ブログに書きますが、
この他にも神社巡りや街歩きしたり、美味しいお寿司屋さんに行ったりと
本当に有意義な加太時間となりました。
加太のみなさま、またお会い出来ますその時を楽しみにしています!
今度は海に入れる時期にまた遊びにきたいと思います。

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後日、加太に注文をして、またあのアジやマダイを送っていただきました。

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やっぱり加太の魚は凄かった!!
I LOVE KADA Tシャツを着て。

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加太のアジの美味しさを、興奮気味でお客様に伝える岡田大介

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その肉厚さや長さ、をお見せして
でも大きいだけで美味しくないんじゃない?
を覆すための実演、実食の準備を開始。

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それを目の前で切りつけて

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お寿司にして、
お客様は口の中へ入れるだけ。

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タイミングよく、アジがたっぷりと仕入れられた日には、

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お刺身盛りにドドドッと盛り付けちゃいます。

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これ、写真で見る見た目以上に大きく肉厚なんです。
で、なんで、加太のアジがこんなに美味いのか?
ですが
もはや、あの場所、海流がもたらすエサが答えでしょうね。
釣った加太アジの胃袋からも出てきたように
あれだけ小エビ、小イカを食べていたらアジの味も良くなるわけですよ。

あー、自分も食べたい!
と毎回本気で思うのが、この加太のアジ。
いつかまた酢飯屋にて、
みなさまにお口にお届けさせていただきますね。

あ、
今回のブログは、『和田山真央(わだやままさひろ)』がタイトルだった!!!
東京 文京区 『水道ギャラリー』にて
度々、個展やグループ展に作品が登場しますので、
ぜひ、足をお運びくださいませ。

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