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いら・イラ・苛・伊良・Choerodon azurio

[すし・sushi料理海の生き物]

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頭部が突出した独特な側扁型体形をしています。
特にオスは老成化とともにおでこがさらに大きく突出してきます。
体色は全体的に赤みを帯びていて、胸ビレから背ビレにかけて
斜めに暗褐色の帯があるのが特徴です。
この帯に沿うように白色の帯が入る個体もいます。
浅場から、やや水深のある岩礁域、岩礁混じりの砂地に生息しています。

この日は、水深3.5mほどのところで休憩中でした。

甲殻類、貝類、イソメ類などを捕食します。
全長は最大で50cmほどです。

熊本のとあるお魚屋さんにて、イラを購入した際の脳締め映像。

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酢飯屋、ある日のお刺身盛りの主役は、イラ。

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このツルリと丸い頭が特徴の一つです。

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質感も独特。

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イラの握り寿司

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イラやヒブダイは、もっと注目されても良い魚と思って
2013年から頻繁に酢飯屋でお寿司にさせていただいておりました。

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黒いタスキをしているような模様。
上下の顎に鋭い歯を持っています。
この綺麗さも一緒にお客様にお伝えするために、
なるべく魚体や頭を見ていただくように。

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レモン果肉と塩で食べるイラの握り寿司

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イラの塩焼き

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タンドリーイラ

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タンドリーフィッシュの作り方はこちらから。
https://www.sumeshiya.com/blog/2020/12/post-6440.html