なおしち・ナオシチ・直七・Citrus takuma-sudachi
[青果]

5月頃に香りのする花が咲いて
10月頃に黄色く熟します。

高知県宿毛市(すくもし)では、
古くから「酢みかん」として魚料理に使われてきました。

もともとは広島県尾道市田熊(たくま)で発見された品種のため
学名には「タクマスダチ」と名付けられています。
ナオシチという名前は、
魚商人の「直七」が魚と一緒に売り歩いたことからそう呼ばれるようになったそうです。

スダチと同じように果実が青いうちに果汁を絞ります。
まろやかな酸味と良い香りが特徴です。