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サバの味噌煮がうまく作れないあなたへ

[レシピ・recipe岡田イズム料理]

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「サバの味噌煮の美味しい作り方を教えてください。」
結構な頻度で聞かれる質問の一つです。
一般的に美味しいと喜ばれるサバの味噌煮の味わいは、
サバに脂がのっていて、身がとろりと柔らかく、甘じょっぱい味噌味です。
下処理などの調理法やレシピは、本やインターネットですぐに調べられますが
まず大切なポイントはサバ選びになります。
買おうと思っているサバは、マサバなのか?ゴマサバなのか?タイセイヨウサバなのか?
「サバはサバでしょ。」
もちろんサバなのですが、それぞれの特徴が異なります。
輸入の冷凍タイセイヨウサバは、いつでも大抵脂がのっています。
すなわち、美味しいサバの味噌煮を簡単に作りやすいです。
しかし、国産のマサバ、ゴマサバは時期や産地、個体差も含め、脂ののりが変化します。
では脂の少ないサバは、どうすれば美味しくすることができるのか?
脂の少ないサバは、加熱し過ぎるとパサついてしまうので、
脂が不足している分、油を加えるというやり方です。
すなわち、脂と油を対等な関係で調理してしまうということです。
フライパンに少々の油でサバの皮側に焼き色が出来る程度に火を入れたら、
ひっくり返して調味料を入れて蓋をして弱火。
魚の多くは、あっという間に身に火が通りますので、厚みにもよりますが2分ほどで蒸し焼きのサバの味噌煮が完成します。
脂が無くてパサパサ、これを油があってしっとりふわふわにするのです。

「料理は素材選びから始まっているのです。」

この考え方は野菜も同じです。
じゃがいもはじゃがいもなんだけれど何という品種かによって、
ポテトサラダに向いている、フライドポテトに向いている。が変わってきます。

ではさつまいも。
袋には「紅あずま」と記載あり。
このさつまいもは、蒸すべき?揚げるべき?それとも?

どんな食材でも手に入れたら、せっかくなので一歩踏み込んで調べて、
その特徴を知ったうえで、食材の特徴を生かした料理を楽しむと
一食一食が特別な食事になっていくと思うのです。
知らなくても良いことも、知ったら豊かになることが世の中には沢山あります。
毎日毎日、経験値を上げて命尽きるまで楽しく学んで生きていきましょう。

ちなみに、品種とかわからないときは何も気にせず、好きなもの作っちゃいましょう。
そのうち、形や色を見ただけで品種がわかるようになるかもしれないし、
切れば判断できるようになるかもしれない。
それもまた全て経験ですね。