最近、注意できずに悔しかったこと
[岡田イズム]
それは電車の中で、片耳イヤホンで音楽を聴きながら、
スマホで明日の風の強さを見ていた時だった。
年の頃は、女子高校生くらいの子だろうか。
右耳から
女子高生『なるべくならオーガズムしたい。』
というビックリな会話が聞こえてきたので、
おじさんとしては、もう片方のイヤホンもすぐに外して、
唾を飲みながら、
スマホに集中するふりをして、
インスタグラムのアプリを開いて不自然なスピードのスクロールをしていると
女子高生『最近友達もオーガズムの人増えているから。』
んんんんん？？？
どゆこと？？
そこそこ普通の声量で、しかも話相手であるお母さんにも
そういうことをしっかりとお話できるのは、
現代の女子高生くらいなら常識なのかもしれない。。
おれも本当におじさんになってしまった。。
お母さん『お母さんもお父さんも本当はオーガズムしたいんだけどねー。』
お、お、お、お母さんもオーガズムしたい？
なんか会話に違和感を感じるな。
向かいでスマホを見ていた僕と同い年くらいのお兄さんも
いや、おじさんか、も顔の位置はそのまま
目線だけを上にしてその会話を聞き始めているのに気がついた。
『体に絶対良いし、美容効果もあるみたいだし。色々若返ったりするみたいだよ！』と娘。
女性ホルモン活性的な効果かな。
それにしてもオープンだな。
娘『とりあえず今日から試してみようよ！しばらく続ければこのニキビとかも治るかもしれないし。』
たしかに、美肌効果はあるかもだけど、親子でどうやって試すのかが気になりすぎる。。
お母さん『でもオーガズムは少し高いからねー。悩みどころ。』
高い？？ 値段が？？ ん？？
娘『私もバイトして稼ぐからさー！オーガズムにしようよ！』
オーガズムするためにバイト？？
そして、使い方間違ってるよな。 『オーガズムにしようよ？』って。
お母さん『じゃ、今日はオーガズム野菜、買って帰ろう！美容のためだしね！』
買って帰る？？？
オーガズム野菜？？
え？野菜挿れるやつ？？＾＾；
娘『私も料理手伝うね！』
あぁーーー。
僕は、やっとここで気がつきました。
【オーガニック】を
親子揃って完全に【オーガズム】と思って発言しまくっているではないか！！！
最近、注意できずに悔しかったことでしたー＾＾；
