やどかりすなぎんちゃく・ヤドカリスナギンチャク・Epizoanthus xenomorphoideus
[海の生き物]
まるで地球外生命体です。
学名のEpizoanthus xenomorphoideus（エピゾアントゥス ゼノモーフォイデウス）は
見た目が映画「エイリアン」に登場する地球外生命物体「ゼノモーフ」が孵化（ふか）後に
人間の顔に襲いかかる「フェイスハガー」に似ていることから名付けられました。
約５～１０cmの大きさで、深海底に生息し、ヤドカリと共生しています。
ヤドカリが背負う巻貝の上に付着し、徐々に貝殻を溶かしながら成長していきます。
最終的には貝殻は溶けてなくなり、
ヤドカリの成長に合わせて形作られた新種の中にヤドカリが住み着くなどお互いに共生して生きます。
ヤドカリが死滅したあとは新種だけが生き残ります。
