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はりせんぼん・ハリセンボン ・針千本・Diodontidae

[海の生き物釣り・Fishing]

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2025年8月13日 高知県土佐清水の港で魚突きにて

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ハリセンボン(針千本)は、フグ目ハリセンボン科に分類される魚の総称です。
体表に多数の棘があり、フグと同様体を膨らませてイガグリのようになります。

ハリセンボン科の魚は全世界の熱帯から温帯に広く分布していて、
6属20種類ほどいると言われています。
腹ビレがないこと、顎の歯が癒合していること、
皮膚が厚いこと、敵に襲われると水や空気を吸い込んで
体を大きく膨らませること、肉食性であることなど、
フグ科と共通した特徴を多く持っています。
ただし、フグ科の歯は上下2つずつ、合計4つになっているのに対して、
ハリセンボン科の歯は上下1つずつ、合計2つです。
科のラテン語名 Diodontidae(2つの歯)もこれに由来しています。
また、フグによく似ていますが毒はありません。

この科の最もわかりやすい特徴は皮膚にたくさんの棘があることで、
『針千本』という和名も、
『Porcupinefish』(Porcupine=ヤマアラシ)という英名もここに由来しています。

実際の棘の数は350本前後で、日本人が盛ってしまった和名のように
千本あるわけではないです。。。

棘は鱗が変化したもので、かなり鋭く発達します。
この棘は普段は寝ていますが、体を膨らませた際には直立して、
敵から身を守ると同時に自分の体を大きく見せるのに役立ちます。

浅い海の岩礁、サンゴ礁、砂底に生息しています。

他のフグ目の魚と同様に胸ビレ、尻ビレ、背ビレをパタパタと羽ばたかせながらゆっくりと泳ぎます。
食性は肉食性で、貝類、甲殻類、ウニなど様々な底生生物(ベントス)を捕食します。
丈夫な歯で貝殻や甲羅、ウニの殻なども噛み砕いて食べてしまいます。


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2005年 徳島県阿南市の定置網にて

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