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ゆず・ユズ・柚子・Yuzu

[すし・sushi青果食遊び]

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高知県宿毛の漁師のおかみ、多絵さんから
無農薬のゆずのプレゼントがドドドッと届きました。
多絵さん いつも本当にありがとうございます。

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こちらは別途、
高知県のゆず農園に訪問した時の
たくましい柚子の写真です。

ゆず(高知県)

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ゆずはミカン科の常緑植物で、
飛鳥、奈良時代に中国の揚子江(ようすこう)上流地域から
朝鮮半島を経由して日本に伝わったという、長い歴史を持つ果物です。
平安時代末期から西日本各地で栽培されるようになりました。

5月上旬、ゆず畑のあちらこちらに白い可憐な花が咲き乱れます。
甘い香りを放ちながら、すでにしっかりとゆずの香りがします。

結実し、8月中旬から青ゆずが出荷されます。
最初は小さい玉も次第に大きくなり、
9月末には直径6cmほどになります。

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さらに大きく成長して黄色く色づき、
10月後半になると、若い黄ゆずが登場します。
そして香りもよく、果汁もたっぷりになった頃に冬至を迎えます。
(ハウス栽培では、青ゆず、黄ゆずとも時期が早まります。)

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日本で1000年以上の歴史を持つゆずは、成長がゆっくりな植物の一つです。
『桃栗三年柿八年、梅は酸い酸い十三年、梨はゆるゆる十五年、柚子の大馬鹿十八年、蜜柑のまぬけは二十年』
ということわざにある通り、比喩的に、
『物事は一朝一夕にできるものではない、それ相応に時間がかかるものだ』という教えが含まれています。
が、柚子が実をつけるのに十八年もかかりません。
それもあって十八年を半分にして、『柚子は九年で花盛り』とか、『柚子は九年で成り盛る』ともいわれています。

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世界の中で、消費、生産ともに日本が最大で、
日本の中では、高知県が総生産料の半分近くを占めています。

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ゆずの花言葉は『健康美』。
この言葉に裏付けられるように、ビタミンCやカリウムがたっぷり含まれています。
クエン酸やリンゴ酸も含んでいるので胃液の分泌促進もしてくれます。

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酸味が強く、果汁を絞ったものを「ゆず酢」・「ゆの酢」と呼んで
お料理の味付けや飲み物として利用されます。

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お風呂には
お風呂の神様がいるという。
3歳の次男は、お風呂に入る前に扉の前で両手を合わせて
風呂場にお辞儀をし入場する。
この儀式がなんとも心打たれ、
自分もお風呂の神様にお辞儀をしてからお風呂に入らなくてはと
思わされたものである。
世の中全てのものに神様が宿っているという考え方は
優しい気持ちになれる入り口だと思う。

冬至(とうじ)のゆず湯
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これにはちょっとした理由があります。
ゆずの皮に含まれる『ビネン』・『リモネン』・『シトラール』などの精油成分は
血行を促進し、保湿効果があります。
寒い冬を迎えるにあたって、ゆずのお風呂にゆっくりつかろうという、
先人たちの賢い知恵です。
『リモネン』・『シトラール』の香りはリラックス効果もあります。
さらに、『ゆずは香りが強いため邪気を払う』という厄払いの風習もあります。


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ゆずの木のトゲは
これだけ長く尖っています。
害獣も簡単に近寄れないわけです。

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ゆずの進化が、このトゲからうかがえます。

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ゆずシャーベット

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ゆず酢味噌(Yuzu Sumiso)とWill Smith(ウィル・スミス)
言語が重なってしまいましたので
ここに記録させていただきます。