ごま・ゴマ・胡麻(鹿児島県 喜界島-きかいじま-)
[青果]

2014年 9月 家族で 鹿児島県 喜界島を訪れました。
ゴマ科ゴマ属の一年草。
今回の目的は喜界島の在来種のゴマです。
これがゴマの木。
草丈は約1メートルほど。

初めて見た、ゴマの花。
薄紫色にさらに白を加えたような超薄紫色。

あたり一面、無農薬 自然栽培のゴマだらけ。
日本の胡麻は99.9%が輸入に頼っている中
国内で一番胡麻を生産しているのが
ここ喜界島。


この実の中に100粒ほどの種子が生きている。
それがゴマの正体。








本葉が二枚になり草丈が成長してきたら収穫間近。

茶色くなるまで乾燥させる。

酢飯屋のゴマを長年支えてくださっているのが
こちらの田向利恵子さん。

乾燥して実が開いたゴマの木を逆さまにして種子を叩き落とすのですが、
田向さんはテニスラケットを使い、
みるみるゴマを落としていきます。

長男の 岡田結-ゆい-(当時3歳)の手にゴマを落としていただきました。


もちろん、寿司職人 岡田大介もゴマ落としを。

当時1歳の次男 岡田千歳-ちとせ- は
ゴマの木を振り回して大喜びです。

ゴマの木の収穫したてから乾燥までの色の変化を写してみました。


数え切れないほどお世話になっている田向親子。
左:田向利恵子さん(母) 右:田向勝大-たむかいしょうた-さん(息子)

ゴマの煎り方を教わりました。

大きなお鍋で
強火→中火→弱火→最後中火で1時間かけてじっくりと仕上げる。

色合いや香りのチェックをこまめにする田向君。
この一粒一粒が命だと思うと、
一粒もこぼさずに煎りたくなります。


香ばしく、色がついたらキッチンペーパーにあげて熱をとります。

ちょっと海に出ればこの綺麗さ。

サンゴ礁が隆起して出来たアルカリ性土壌の島。

田向家の朝ごはんは
当たり前のように、煎りたて、すりたてのゴマが登場します。
子供達もゴマの大ファンに!!


この貴重なゴマを搾って、ごま油にする現場を見てきました。
小型の圧搾機からジワジワとごま油が絞られています。

長男は夢中です。


こちらが搾りたてのごま油。

小さな子供達の体の中に喜界島のパワーを注入です。


搾ったばかりで、まだうす濁っているが美味しすぎた搾りたてごま油。

喜界島の在来種の白ごまは他の品種と比べるとだいぶ小さいです。

10日間天日干し
日中の暑い時間帯に道に網を敷いて
下からはセメントの熱、上からは太陽の熱で。
ゴマをたたき落として、洗って、
さらに乾燥機で乾燥。雨には絶対にあてない。

石垣に立てかけているおうちや、3束を寄りかからせ合って組んだ干し方なども
見かけられました。


シートの上には、乾燥して開いたゴマの実から落ちた種子がたっぷり。

喜界島を離発着する飛行機の座席数は36席のみ。
しかし、一度は必ずこの島に行っていただきたいです。
他の島とまた違った良さを肌で感じられると思います。

田向さん、いつも安全で美味しく、貴重なゴマと食材魂をありがとうございます。
田向利恵子さんの有機ごまはこちらからご購入いただけます。
◼︎喜界島の有機ごま
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◼︎黒糖ごまサブレ



