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さがりばな・サガリバナ・Barringtonia racemosa

[植物]

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奄美諸島以南の西南諸島、インド、東南アジア、太平洋諸島、アフリカの湿地に分布する
サガリバナ科の常緑の小高木で、日本では琉球列島に自生しています。
湿地を好み、マングローブ林を構成する樹木の一つです。

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サガリバナの果実

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総状(ふさじょう)に下垂(かすい)する長さ20〜60cmの花序(かじょ)を付けることが
名前の由来になっています。

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夜に咲いて朝には散る一夜花として有名です。
中央に一本伸びているピンク色のものが雌しべ
白く細かく沢山あるのが雄しべです。

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夕方6時ごろから蕾が開き始め、8時ごろに完全に開花します。
丸型が蕾(つぼみ)で、星型のものが花弁です。

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沖縄県の八重山諸島では、
カヌーなどで花びらが水面に漂う様子を鑑賞するイベントも行われています。
那覇市周辺では、「キーフジ」の愛称で呼ばれ、
公園や道路脇に植えられています。