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『海草』と『海藻』の違いについて

[海の生き物海藻]

呼び方は同じですが違う植物です。

【海草(かいそう)】とは、海中に生える顕花植物(種子植物)のことで、
地上の種子植物同様、花を咲かせて実を結び、種子によって繁殖します。

【海藻(かいそう)】とは、海に生える藻類の総称です。
花は咲かず、胞子によって子孫を増やします。
海藻の多くは食用とされ、昆布などもこの海藻に含まれます。
海藻は色により藍藻類・珪藻類・緑藻類・褐藻類・紅藻類などの種類に分別されます。
ただし色の違いは、海藻の生える場所の水深、
つまり太陽の光が届く量に左右され、浅瀬は緑色、深い場所は褐色、もっとも光の届きにくい場所では紅色となります。