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未就学児でもパクパク食べちゃう『タコめしおにぎり』の作り方

[レシピ・recipe料理海の生き物食遊び]

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今回は
未就学児でもパクパク食べちゃう『タコめしおにぎり』の作り方です。
タコは火を入れるとコリコリした食感が良かったり感じるのは大人の感覚のようで
小さな子供達は、まだあのコリコリをあまり楽しめないことが多いです。
食感のせいで食材が嫌われてしまうのは残念なこと。

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国産マダコだと圧力鍋での調理や通常のお鍋でも長時間煮たりしないと
柔らかくなりづらかったり、生のタコだと下処理がちょっと大変そう。
そんな方でも簡単に作れるように、今回はスーパーなどでもお手軽に手に入る
モーリタニア産の茹でダコでのレシピとさせていただきました。

〈材料〉
お米 3カップ(480g)
茹でマダコ(モーリタニア産)200g
水 500ml
めんつゆ 100ml
おろし生姜 10g(刻み生姜だと子供は辛く感じることもあるので)
油 おおさじ 1(15ml)
粗糖 10g(上白糖でもよい)
濃口醤油 おおさじ1(15ml)
みりん おおさじ1(15ml)
長ネギ 40gほど(半月切りの薄切りにしておく)
すりごま 10g(白ごま)
焼き海苔 適宜


〈作り方〉
中型以上のボールをボールのみで冷蔵庫に冷やしておきます。

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まずは、写真の右側くらいに
タコを1かけ0.5gほどのサイズに細かくみじん切りにします。
ちなみに、左側はタコのブツ切り一口サイズです。

タコのみじん切りの簡単な方法は、

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そぎ切りにして並べて、

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細切りにして

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それを横にして整えて、切っていくだけです。
炭酸水で茹でてタコを柔らかくするという方法がありますが、
何パターンか試してみましたが、
これくらい細かく切ったタコであれば、水で充分です。

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次に、お鍋にタコと水を入れて中火にかけます。
写真に見えるように、子供用にみじん切りダコだけを仕込むのではなく
大人用のブツ切りダコも一緒に調理していきます。
沸騰する前に火を止めて、
めんつゆを入れ、ある程度冷めるまでしばらく置いてタコに下味を入れておきます。


この間に普段お家でお米を炊くのと同じように
ザル上げまで準備をしておいてください。
(例:洗米、浸漬10分、ザル上げ5分ほどでOKです。)

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タコは一度ザルに上げ、出汁はもちろん捨てずに残し炊飯に使用します。

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この時に冷やしたボールを受けに使うと出汁が少し早めに冷めます。
※熱い出汁で炊飯すると水分が芯までしっかりと入りづらく、芯が残ってしまいがちだからです。

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お米を鍋に入れ、タコを煮た出汁(少々温かい位なら大丈夫です。)、
おろし生姜を入れ、炊飯します。
いつも通りの炊き方でOKです。
タコは一緒に炊き込まず、後から混ぜる作り方です。

ごはんを炊いている間に、フライパンを中弱火で温めたら油をひき

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タコを入れたら弱火にします。
かき混ぜて、全体に油を絡めたところで粗糖を入れます。

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粗糖を混ぜ溶かしたら、長ネギを入れて濃口醤油を入れ1分ほど炒めたら、
みりんを入れて中火にしてさらに1分ほど炒めて火を止め、
そこに白ごまを和えて、ごはんの炊き上がりを待ちます。

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ごはんが炊けたら、一度かき混ぜ、そこに炒めたタコを入れます。
道具類によっては、逆に、炒めたフライパンに炊きたてのご飯を入れてもOKです。
どちらにしてもタコとごはんを混ぜていきます。
この時、大人用のブツ切りタコと子供用のみじん切りタコを
分けておいても良いのですが、そうしなくても後ほど簡単に分けられます。

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ボールなどに移し、手で握れる温度まで冷めてきたら

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お子様の一口大よりもさらに小さめをイメージして、
両手でコロコロ丸めて、バットに並べていきます。
重さにして、直径3cm以内、10g前後がオススメサイズです。
お口のサイズは個人差ありますので、微調整してください。

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コロコロとタコめし団子を作っているときに、
タコブツがゴロリと手に感じたら、
大人用サイズのおにぎりも握っていきます。
写真のようにタコが見えると『タコめしおにぎり』っぽくて、見栄えはするのですが、
実際には、にぎりづらくて、食べづらかったりしますので、
タコブツは、お米の中に隠して握ることをオススメします。

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翌日も食べられるストックを確保しても良いと思います。
お弁当にもタコめしは最適です。
冷凍保存も可能です。

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もし時間に余裕があったり、
お子様がお手伝い可能だったりする場合は、
タコめしを丸めるお手伝いや、海苔切りなどしてみてください。

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幅2mmほどで細長い海苔が切れれば、このように4本のせて
タコめし団子の下にくるりと巻き込めば、

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マリのような模様になったり、一本海苔でデザインしても、
丸ごと海苔で包んでしまっても、海苔無しでもOK。

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タコが入って丸いので、
たこ焼きみたいでカワイイです。
これで『タコめしおにぎり』の完成です。

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今回は、あくまで未就学児さんにも食べられるようなレシピにしておりますので、
比較的、薄味にしています。
塩味が足りないようでしたら、後付けしてください。
ご飯に対してのタコの量やタコのサイズなども
まずはこれで十分だと思います。
大人の大きいタコに興味を示すようでした食べさせてみても良いと思いますし、
それで、嫌がるようでしたら、大きくなってから挑戦してみようね!
で良いと思います。
年齢を重ねるに連れ、コリコリしたタコを好む時期がきっとくるでしょう。
うちの子供達はこの時、小学4年生と2年生でしたが、
タコのサイズはまだ、みじん切りのほうが良さそうでした。

それでは、
タコでみんなが笑顔になりますように。