タラのでんぶ寿司
[石川県七尾市]
石川県七尾市 能登島の郷土寿司
【タラのでんぶ寿司】
【マダラのおぼろ】
〈作り方〉
マダラの骨を抜き、皮を引いた身を沸騰したお湯で5分ほど茹でます。
タラに火が通ったら、ザルに上げ、身を布巾で包み、少し冷ましたら
手で揉んで身を細かくほぐします。
鍋に入れたら、砂糖と塩とみりんを適宜入れて弱火にかけて
水気がなくなるまで炒ります。
パサパサと細かくほぐれてきたら完成です。
【タラのでんぶ寿司】を作っていきます。
材料は先ほどのタラのでんぶと酢飯のみ。
道具は「押し型」です。
今回、この【タラのでんぶ寿司】を教えてくれるのは6才の田口千代ちゃん先生です。
小さな頃からママのお手伝いでしてきたので、人に教えられるほどなんです。
まずは、押し型を水に浸けてしっかりと水分を含ませてから
水気を拭き、お米が付きづらい湿度に準備します。
酢飯を8分目ほどまで詰めます。
酢飯の上にタラのおぼろをたっぷりとのせて
準備完了です。
上から押して、
押し抜きます。
とっても綺麗に抜けました!すごい!
器に盛り付けていきます。
ママとの共同作業
一度使った押し型の水分が乾いてきていたら、また改めて濡らして
水気を拭きとり使用します。
完成した【タラのでんぶ寿司】
おいしそう!!
こちらのでんぶ寿司は、タラでんぶたっぷりです!
郷土寿司プロジェクトとしても、貴重な記録になります。
自家製でんぶを作れば、甘さや塩加減をお好みで調整できますので
想像を超える美味しさの「でんぶ」ができますよ。