寿司・酢飯屋

2017年 1月のお酒

2017年 【酉年】なので鳥の漢字が使われている美味しいお酒を集めました!

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【善知鳥(うとう)】 大吟醸
(青森県青森市・西田酒造)
甘美な極上の一杯が楽しめます。表現するのは野暮なので、とにかく飲んでみていただきたいです。
(以下は読まなくて大丈夫です)
口に入れた瞬間に甘みが広がり、舌の上いっぱいに旨味が爆発します。
慎重に飲み込むと、暴力的なほどに芳醇な香りが鼻に一気に抜けていきます。
存在感を残しながら最後は綺麗に消えていく。ふたくち目からは全然違う表 情を見せてくれます。
優しくて、綺麗で、甘い言葉をかけてくれるのに、クールで、 意思も強いけど、少し無邪気さも残って、毎回新たな一面を見せてくれる...
そんな 人いない!と突っ込みたくなるような感じのお酒です。これは本当にすごい。
一合: 2,000円 半合: 1,200円
◆新年はじめの一杯の特別なお酒としてオススメです。

【川鶴(かわつる)】 ~Wisdom~ 純米 限定直汲み 無濾過生原酒
(香川県観音寺市・川鶴酒造)
舌先にピチピチとはじけながら一気にぎゅわっと旨味が広がります。
鶴の華奢なイメージと、飲んだ時の男前な味のギャップには思わずキュンとします。
ウリのような香りが鼻に抜け、余韻を残しながら綺麗に飛び立って行く姿はまさに鶴。
こんな鶴、惚れるわ。 .
一合: 1,200円
◆しっかりした味なのでお料理の中盤から楽しむのが◎。


【雁木(がんぎ)】純米吟醸 初搾り新酒 無濾過生原酒
(山口県岩国市・八百新酒造)
口に含んだ瞬間は「軽めかな?」と思ったら、
酸味を感じさせながら舌の両サイドに味わいと渋みが雁の群れのごとくやってきます。
しかし長居せずに渡り鳥のようにスーッと離れて媚びない味わいは非常に心地良い。
ただやはり群れでやってくるので、飲み続けるのは体力が必要です。
一合: 1,200円
◆酢〆したお魚や酸味を感じるお寿司と相性が良いです。


【鳳凰美田(ほうおうびでん)】 初しぼり 純米吟醸 生酒
(栃木県小山市・小林酒造)
このお酒は始めに香りを嗅いで味を想像してみてください。
口に含んでみると「想像していたのと違う」という感覚がありませんか?
きっと鳳凰もそんな感じなのではないでしょうか。(あくまでも想像ですが)
バランスは良いお酒だけどもすごく表情が豊かなので、自分の好きな味を探してみてください。
それがきっとあなたの鳳凰です。 .
一合: 1,200円
◆個性的なお寿司と合わせるとやさしく包んでくれます。


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selected by 吉田研三

こだわり

自分達が使う食材や道具などは、可能な限り現地に足を運び、
五感で確かめる。自分達で作れるものは作る、獲れるものは獲りに行く。
『本質』の定義は『原点』だと考えております。