2015.01.27
山梨マルスワイナリー 甲州・シャルドネ 穂坂プレミアム2012
2015年 2月の日本ワインは
山梨マルスワイナリー 甲州・シャルドネ 穂坂プレミアム2012 です。
生産数:1,350本
山梨県韮崎市穂坂地区は、
三角形をした甲府盆地の北西側の角から立ち上がる
広大な茅ヶ岳山麓に位置する、
山梨県内を代表するワイン醸造用葡萄の産地です。
「甲州・シャルドネ穂坂プレミアム」は、
シュール・リー製法の穂坂地区産甲州種と
樽発酵によるシャルドネ種を厳選し、
ブレンドさせて作り上げてあります。
グレープフルーツなどの柑橘類の香、
樽からのほのかなナッツ香があり、豊かで落ち着いた印象。
新鮮な果実香味と酸味が、キレのあるシャープな印象を与えており、
甲州の適度なコクとシャルドネのふくよかさが調和した味わいとなっています。
甘みのある魚介類に相性が良く感じます。
本坊酒造株式会社 山梨マルスワイナリー
〒406-0022
山梨県笛吹市石和町山崎126
電話 055-262-4121
ホームページ
http://www.hombo.co.jp/marswine/index.html
2015.01.01
酢飯屋 1月のお酒
[今月のお酒]
2015年も酢飯屋をどうぞよろしくお願いいたします。
今月は、新たな1年の始まりにちなんでめでたい銘柄のお酒を集めました!!
【福袋(ふくぶくろ)】 純米吟醸 しぼりたて 無濾過生原酒 (木下酒造有限会社・京都府丹後市)
【福祝(ふくいわい)】播州山田錦五割磨き 純米吟醸 (藤平酒造合資会社・千葉県君津市)
【小左衛門(こざえもん)】純米吟醸 「迎春」(中島醸造株式会社・岐阜県瑞浪市)
【老亀(おいがめ)】特別純米 (小野酒造株式会社・広島県山県郡)
【開運(かいうん)】無濾過 純米(株式会社土井酒造場・静岡県掛川市)
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「酒は飲め飲め~」で有名な黒田節は、広島酒の美味さをうたっていることはご存知でしょうか?
「老亀」は、その広島で地元<北広島町>に愛され続けている小野酒造さんで醸されたお酒です。
北広島町といえば、花田植え、神楽が有名。NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも登場した
そば打ち職人・高橋邦弘氏のお店「達磨 雪花山房」がある町です。
元禄10年(西暦1697年)からの伝統を継ぎ、米にこだわり、食文化・酒文化の調和を目指して醸された「老亀」
広島酒の特徴である「うまみがあり、小味の効いた、キレのよい、芳醇な香り」をお楽しみください!
2014.12.01
酢飯屋 12月のお酒
[今月のお酒]
この季節限定のしぼりたて生酒やお燗向きのお酒を集めました!
【雨後の月(うごのつき)】 純米無濾過生 (広島県 呉市 相原酒造(株))
【庭の鶯(にわのうぐいす)】ぬるはだ純米吟醸(福岡県 久留米市 合名会社 山口酒造場)
【新政(あらまさ)】 特別純米 No.6 R-type(秋田県 秋田市 新政酒造株式会社)
新政のNo.6には、
今回のR-Typeの他に S-Type, X-Typeの 計3タイプがあります。
それぞれの意味は以下の通り。
R-Type・・・Regular(特別純米クラス)
S-Type・・・Superior(純米吟醸クラス)
X-Type・・・eXcellent(純米大吟醸クラス)
すべて同じ協会酵母6号を使用していますが、
使われているお米と精米歩合が異なります。
2014.11.01
酢飯屋 11月のお酒
[今月のお酒]
秋の夜長に、じんわりと体に染みわたる味わい深いお酒を集めました。
【日下無双(ひのしたむそう)】純米 生 (山口県 岩国市 村重酒造株式会社)
【弥右衛門(やえもん)】無ろ過純米吟醸 雄町(福島県 喜多方市 合資会社 大和川酒造店)
【山猿(やまざる)】特別純米酒 山廃生酒(山口県 山陽小野田市 永山酒造 合名会社)
「弥右衛門」の大和川酒造店の代表社員・佐藤彌右衛門さんは、
「地酒協同組合」を率いて国内外に日本酒の素晴らしさを発信している方でもあります。
地酒協同組合に所属する全国の酒蔵さんのお酒は、組合が運営する都内・秋葉原の
直営の酒屋「地酒蔵」さんでいつでも試飲可能です。
自由に試飲ができる酒屋さんって少ないですよね。
秋葉原に立ち寄られた際には、是非足を運んでみてください。
2014.10.01
酢飯屋 10月のお酒
[今月のお酒]
すっかり秋めいて来た今日この頃。そんなときは今が旬のひやおろしで!
【屋守(おくのかみ)】純米無調整生詰 ひやおろし (東京都 東村山市 豊島屋酒造 株式会社)
【開運(かいうん)】純米 ひやおろし(静岡県 掛川市 株式会社 土井酒造場)
【ゆきの美人(ゆきの美人)】純米吟醸 愛山麹 ひやおろし(秋田県 秋田市 秋田醸造 株式会社)
東京都にも長い歴史を持ち、美味しいお酒を造る酒蔵さんがあることをご存知ですか?
「屋守」を醸す豊島屋酒造さんもそのひとつ。
400年前より江戸の神田橋付近で、酒屋兼一杯飲み屋を始めたという長い歴史を持つ豊島屋酒造さん。
その後、昭和初期より現在の東京都東村山に醸造元として豊島屋酒造を設けました。
いまでも、明治神宮や神田明神の御神酒も豊島屋酒造さんで造られたお酒が使われているんです。
(豊島屋さんの歴史の詳細はこちらから。)
ちなみにそのジューシーさが大好評の「屋守」は限定流通酒。
豊島屋さんが信頼する数少ないお付き合い先にしか卸されていない貴重なお酒です!
2014.08.27
酢飯屋 9月のお酒
[今月のお酒]
先月より呑み比べセットを始めております。
すべて岩手県の酒蔵で作られた「結の香」純米大吟醸酒。
「結の香」とは岩手県が10年の歳月をかけて育て上げた酒米の名前。
この結の香を使って岩手県内の13の酒蔵が、それぞれの手法で純米大吟醸を醸しました。
酢飯屋では、これより毎月3種類の結の香をピックアップしてご提供していきます。
今月の3蔵は「桜顔酒造」、「赤武酒造」、「月の輪酒造店」より!
それぞれお酒を造っている様子を岩手県まで見学にも行きました!
酒蔵見学の様子は以下よりどうぞ!
桜顔酒造 / 赤武酒造 / 月の輪酒造店
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その他、夏酒から秋の装いのお酒まで楽しんでいただけるよう、幅広いラインナップの日本酒も取り揃えました!
【出雲富士(いずもふじ)】特別純米 生原酒 夏雲(島根県 出雲市 富士酒造 合資会社)
【神渡(みわたり)】純米吟醸(長野県 岡谷市 株式会社 豊島屋)
【竹葉(ちくは)】能登純米(石川県 鳳珠郡能登町 数馬酒造 株式会社)
【白隠正宗(はくいんまさむね)】山廃純米(静岡県 沼津市 高嶋酒造 株式会社)
2014.05.01
酢飯屋 5月のお酒
[今月のお酒]
酢飯屋、今月のお酒は岩手県縛りです!!
岩手出身の地元愛に溢れる方も、
三陸全般ファンの方も
岩手に行ったことが無い方も、
みんなで岩手のお酒に酔いしれてください。
2014.03.01
酢飯屋 3月のお酒
[今月のお酒]
酢飯屋、2014年3月の月替わりメニューです!
日本酒は今が旬のフレッシュしぼりたてのお酒ばかり!
春の訪れを待ちながら全国のお酒を楽しみましょう。
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2014.02.01
酢飯屋 2月のお酒
[今月のお酒]
酢飯屋、2014年2月の月替わりメニューです!
日本酒は、今が旬のしぼりたての生酒を集めました。
現在、注目度抜群の箕面ビールも要チェック!!
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2014.01.06
酢飯屋 1月のお酒
[今月のお酒]
酢飯屋、2014年最初の月替わりメニューです!
新年にちなんで、めでたい銘柄の日本酒を集めました。
今年も楽しくお酒をいただきましょう!
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2013.12.01
酢飯屋 12月のお酒(2013)
[今月のお酒]
酢飯屋、今月の月替わりメニューです。
近頃は日が暮れるのが早いですが、夜が長い分、お酒もゆっくりいただけますね!
今月は冷やでもお燗でも美味しいお酒特集です。
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2013.11.01
酢飯屋 11月のお酒(2013)
[今月のお酒]
酢飯屋、今月の月替わりメニューです。
すっかり朝晩が冷え込む今日この頃。
待ちに待ったお燗の季節です!
冷やでもお燗でも美味しい!今月はそんなお酒を集めました。
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2013.10.01
酢飯屋 10月のお酒(2013)
[今月のお酒]
酢飯屋、今月の月替わりメニューです。
すっかり秋らしくなってきた今日この頃。
この時期といえばそう、「ひやおろし」!
タイプの異なる5つのひやおろしを集めました。
秋の味覚とご一緒にどうぞ!!
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2013.09.01
酢飯屋 9月のお酒(2013)
[今月のお酒]
酢飯屋、今月の月替わりメニューです。
酒造りの現場は「女人禁制」と言われた時代も今は昔。
現在は多くの女性杜氏さんが女性ならではの感性でお酒を造っています。
酢飯屋9月の酒は、そんな女性達を応援すべく
女性杜氏さんが醸したお酒を中心に揃えました。
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2013.08.24
酢飯屋の裏メニュー:「南部美人 梅酒ヌーボー」
[今月のお酒]
暑い日が続くこの夏、梅酒ヌーボーはいかがですか?
ん、梅酒ヌーボー?
聞き慣れない方も多いかと思います。
こちら、酢飯屋で現在こっそり仕入れている裏メニューです。
岩手県二戸市の南部美人さんが今年から新商品として
出された注目のお酒なのです。
出荷された7月下旬はWebなどでも話題となっていたので
ご存知の方も多いかもしれません。
南部美人さんがもともと出されている「糖類無添加 梅酒」
(酢飯屋でも大好評すぎて毎月取り寄せさせていただいています)
の、これまでの一般的な「梅酒」の常識を覆すほどの
斬新さと美味しさは、以前にもピックアップ記事で
ご紹介しているとおりですが
この梅酒の、ヌーボー(新酒)版なのです。
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このヌーボーに使われる青梅は、梅の名産地
である和歌山県で今年6月に収穫された
ばかりの新しいもの。
それらを、春に出来上がったばかりの今年の
南部美人さんの新酒につけ込み、糖類を一切
添加しない独自の技術を用いて2週間程で爽やかな
梅酒(そして美しいロゼ色)を完成させています。
通常は焼酎などに熟した梅を3ヶ月は漬け込むことが
多いですが、こちらは"旬"を大切にしたもの。
どこよりも早くこの梅酒を世の中に出したい、
という南部美人さんの想いが実現した品です。
口に含むと梅の繊細な風味が鼻を抜けながら
(ちょっと昔なめた「小梅ちゃん」キャンディーの
甘酸っぱさを思い出します)、飲み終えた余韻は
最初は梅、続いて日本酒の原材料である米のじんわり
とした旨味も後追いでやってくるという不思議な感覚です。
通常の南部美人さんの梅酒との違いを蔵元に伺ったところ、
通常の梅酒は、通年商品として味を均一されるよう
お酒も梅も新モノとは限らないそうです。
口に含んだ印象も、通常のものはより"とろん"とした
印象があります。
となると、今の季節は、より酸味が涼やかなヌーボーを
きりりと冷やしていただくのがオススメかも。
何よりも今の季節しかいただけない逸品です。
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アルコール度数は9-10度と高すぎないので、
ランチやカフェタイムにお洒落なロゼワインならぬ
ロゼ梅酒として冷え冷えの一杯を召し上がりいただく
のもオススメです。
暑さと汗が吹き飛ぶこと間違い無しです☆
また夜は酢飯屋で提供するコースの一品目にお出しする
ことの多い酢漬けとも優しい酸味がぴったりですので
是非最初の一杯目としてもお試しください。
なお、青梅の収穫量に限りがあるためこのヌーボーは
貴重な限定品となりますので、在庫がなくなり次第
酢飯屋でのご提供も完了となります。
お早めにどうぞ!
2013.08.01
酢飯屋 8月のお酒(2013)
[今月のお酒]
酢飯屋、今月の月替わりメニューです。
日々の暑さを忘れられるような
フレッシュ系生酒を中心に取り揃えております。
お仲間でいらっしゃるお客様は、爽やかな
日本酒スパークリングボトルはいかがでしょうか。
岩手県の「結の香」は全ての蔵元の純米大吟醸を揃えております!
全ての「結の香」を揃えているのは日本でもここ、酢飯屋だけです。
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2013.06.03
今月のお酒 ピックアップ:「玉川 Ice Breaker 純米吟醸 無濾過生原酒」
[今月のお酒]
酢飯屋8月の夏酒のひとつ、「玉川 Ice Breaker」。
こちら、京都府にある木下酒造さんで
6年前より造られている、夏季のみに
提供される数量限定の夏酒です。
ラベルの涼しげなペンギンが印象的なお酒。
日本酒ですが「ぜひロックで飲んでください」
という謳い文句であることも斬新で驚くのですが
もっと驚くのはこちらの木下酒造さん(銘柄:玉川)、
酒造りの全ての責任を追う役割である"杜氏"が
イギリス人の方なのです。
大学卒業後に初めて来日し日本酒に魅せられ
そのまま3年後には奈良県の蔵元に入社した
フィリップ・ハーパーさん。
それ以来20年以上に渡り日本酒造りを
続けられている方。
そんなハーパーさんが6年前より杜氏として
現在の木下酒造さんに迎えられました。
程なくしてハーパーさんにより開発されたのが
このIce Breaker。
(初年度は「てるてる坊主」という名前で
出されていたそうですが翌年からIce Breaker
に改名されたそうです。うむ、、インパクトは
断然Ice Breakerの方がありますね!)
氷で割って飲むという新しいスタイルの日本酒は、
伝統を大事にしながらも、日本人にはない発想という
ハーパーさんにしか出来ない独創的なお酒かも
しれませんね。
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Ice Breakerは半年間の低温熟成を経た純米吟醸の
無濾過生原酒。
そのままでいただくと、がっつりとインパクトがあり
お米の旨味もじっくりと楽しめる、玉川のお酒に
共通する骨格のある力強い味わいも感じられます。
ロックでいただくことで、温度の変化と共に
より落ち着いた喉越しも楽しめ、冷たく頂くことで
夏の火照った体もお酒とともにとろりとほぐれるようです。
「Ice Breaker」は英語で「場や雰囲気を和らげるもの」
の意味を持ちます。
それってまさに日本酒が持つ役割そのものですね。
是非、夏の夜に涼しげなこのIce Breakerを
お楽しみください!
ちなみにこちらのお酒を発注したとき、ハーパーさん
からのかわいらしいメッセージカードつきで
一升瓶が届きました☆
2013.06.01
酢飯屋 6月のお酒(2013)
[今月のお酒]
酢飯屋、今月の月替わりメニューです。
今月は口あたりの優しいお酒を中心に揃えました。
今月からは夏酒も登場!
酢飯屋が3ヶ月に渡り開催している岩手県との
コラボイベント「結の香」純米大吟醸も
ついにメニューに加わりました!
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2013.06.01
酢飯屋 7月のお酒(2013)
[今月のお酒]
酢飯屋、今月の月替わりメニューです。
今月は旬の夏酒を中心としたラインナップです!
岩手県の「結の香」は全ての蔵元の純米大吟醸を揃えております!
全ての「結の香」を揃えているのは日本でもここ、酢飯屋だけです。
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2013.05.22
今月のお酒 ピックアップ:「南部美人 糖類無添加 梅酒」
[今月のお酒]
みなさん、梅酒って好きですか?
あの甘酸っぱい、完熟した梅の風味を口いっぱい
感じさせてくれるとろりとした梅酒、好きだな〜という方、
中にはちょっと甘すぎて自分は苦手という方、
様々いらっしゃると思います。
今月の酢飯屋のお酒として出させていただいている
岩手県・南部美人さんの梅酒は、いわゆる一般的な
梅酒は甘すぎるなぁと感じている方必見!
梅酒の概念を覆す、糖分いっさい無添加の梅酒です。
今月より、酢飯屋ラインナップに追加されております☆
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ご存知の方も多いかもしれませんが、一般的な梅酒は
一升瓶(1800ml)あたり、500g〜1kg程度の氷砂糖が
使われていて、結構糖分を多く含んでいるんです。
甘くない梅酒を!全国から蔵元に届いたお客様からの
そんな多くの声に応えるために、南部美人さんでは
岩手県工業技術センターと研究を重ね、常識を覆す
梅酒造りに成功しました。
しかも南部美人さんのこの砂糖や甘味料を一切使わない
技術は特許を取得してしまうまでに!
原材料は「純米酒 + 梅」のみ。
一般的な梅酒との成分比較など詳細はこちらに掲載されています。
ほーんの少しだけ感じる甘さはお米と梅が
本来もつ優しい旨味由来。
穏やかに口に広がる上品な酸味は酢飯屋の
酢飯にもマッチしすぎます!
ちなみにこの梅酒に出会ってすぐ酢飯屋・岡田は
一升瓶を3本程、オトナ買い。
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この梅酒の凄いところは、その色にもあります。
この透き通った鮮やかなピンク色。
もちろん何の添加もしていないのですが・・・
「研究の過程で突然この色が現れたときは驚いて、
もしかしたら翌日には消えてしまうのかなと思いましたが
ずっとこの色が残り続けたんです。」
とおっしゃるのはこの梅酒造りの研究に携われ
この技術で特許を取得された山下佑子先生。
(特許取得時は旧姓の山口佑子さんとして登録。)
ひょんなことから生まれがこの美しい色が、
南部美人さんの梅酒のユニークさをさらに
引き出してくれています。
ちなみに山下先生は先日開催された「結の香 お披露目会」
にもご参加くださり、最近岩手県づいている酢飯屋を
サポートくださっています。
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良すぎる意味で期待を裏切ってくれる梅酒。
大好評につき6月も継続してお店に置かせて
いただく予定です。
酢飯屋にいらした際には是非お試しください!
2013.05.06
今月のお酒 ピックアップ:「天の戸 天黒 2010 黒麹仕込 純米原酒」
[今月のお酒]
今月の酢飯屋のお酒として出させていただいている
秋田県・浅舞酒造さんの「天の戸 天黒」。
こちら、とても変わった日本酒なのでピックアップ
してご紹介したいと思います。
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通常、日本酒は黄麹と呼ばれる麹菌を使って
造られます。
一方、多くの焼酎では白麹や黒麹が、また
泡盛では黒麹が使われます(もちろん例外もあります)。
この麹菌の違いにより、例えば黄麹からは乳酸が、
黒麹からはクエン酸発酵がなされ、そのお酒の
風味の特徴を作り出すわけなのですが・・・
この「天の戸 天黒」は、本来の日本酒が使われる黄麹ではなく
黒麹を利用してお酒が造られています。
よって、いただいたときの特徴はいわゆる「日本酒〜!」ではなく
「ん?程よくパンチの効いた酸味があり・・・白ワインぽい?」
と思ってしまうほどの違いがあるのです。
クエン酸由来のこの酸味は、これから暖かくなりつつある
5月の気候にぴったりだと思い、酢飯屋ではピックアップしました。
このお酒を造られた張本人、天の戸の杜氏の森谷さん曰く、
オススメの飲み方は、
「ワイングラスに入れて、クラッシュアイスとともに。」
とのこと。うーん、麹菌に引き続き飲み方までも新しい・・・・
ちなみに黒麹をこのように使って日本酒を造るのは、
森谷さんが鹿児島の焼酎造りの杜氏さんとの交流を
するうちに生まれたアイディアなのだとか。
酢飯屋では森谷さんの想いに従い、今月はこの天黒を
グラスとクラッシュアイスとともに提供させていただきます!
爽やかな5月の気候に、是非「天の戸 天黒」をお試しください。
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なお、天の戸の杜氏、森谷さんは、既成概念にとらわれず
常に新しい考えを積極的に取り入れられている杜氏さん。
天の戸で造られている、亀の尾100%の生酒と
この天黒をひとつのグラスにブレンドしても
また違った味を楽しめるよ、とのことです。
そういえば、日本酒をブレンドするってあまり
聞いたことなかったですよね。
というわけで、酢飯屋ではこの亀の尾100%の生酒も
今月のお酒としてメニューに載せていますので、
ご興味のある方は是非ふたつの天の戸のお酒を
一つの器にブレンドしてお楽しみください。
ブレンドの比率はお好みでどうぞ!
2013.05.02
酢飯屋 5月のお酒(2013)
[今月のお酒]
酢飯屋、今月の月替わりメニューです。
日に日に暖かくなる5月の気候に合う爽やか系生酒や、
変わった麹菌を使った日本酒、大人な梅酒など、
バリエーション豊かなラインナップとなっています。
酢飯屋にお越しの際は是非お試しください!
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2013.04.23
おかげさまで完売!「神亀 ひやおろし」5月に再入荷決定!
[今月のお酒]
酢飯屋 4月のお酒として
提供させていただきご好評をいただきました
「神亀 純米ひやおろし 山廃仕込み」 は
おかげさまで4月中旬で完売いたしました。
皆様ご愛飲いただきありがとうございました!
2004年のひやおろしというこのマニアックな
日本酒、みなさんに受け入れられるのかしらと
恐る恐るメニューに載せましたが・・・
予想以上に大好評でした!
まだ試せていない・・・ もしくは
あの味わいをまた体感したい!!
そんな貴方もご心配なく。
5月も新たに追加入荷予定です!!
5月以降に酢飯屋へご来店の際には
引き続き、ラベルの製造年月の欄と
9年越しの絹のようななめらかな
味わいをお楽しみください。
2013.04.11
今月のお酒 ピックアップ:「神亀 純米ひやおろし 山廃仕込み」
[今月のお酒]
酢飯屋、今月のお酒の中に一種類
「ひやおろし」があります。
酒蔵は埼玉県の神亀酒造さん。
この酒蔵さんのファンも多いのでご存知の方も多いはず。
酒蔵さんはいいのだけど、ん?「ひやおろし」?
ひやおろしといえば
蔵の中でひと夏をしっかりと超えたお酒が
秋口になって初めて市場に出回る
そのときの呼ばれ方ですよね。
桜の季節が終わった直後の今日この頃。
なのに今なぜひやおろしなのか?
なんてことはない(というかむしろなんてことある?)、
実はこのひやおろしは2004年に造られたものなんです。
神亀さんの蔵の中の棚にそっと置かれ
9年の月日を超えたもの。
それを、酢飯屋がお付き合いさせていただいている
マニアックな酒屋さん(Yさんごめんなさい、褒め言葉です)が
蔵を訪問したときに見つけ出し、取り寄せて来られたもの。
一体どんなお味なのか!
気になってしょうがない酢飯屋がさらに
その酒屋さんから買い取らせていただきました。
(ひやおろしの季節まで待っても良かったんですが
先日見つけていてもたってもいられず即購入・・・)
さてさてどんなお味か・・・
9年越しのひやおろしなんて、飲む機会ないですよね?
ぜひ、酢飯屋にてお確かめください!
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ジャンルとしてはいわゆる古酒にはなりますが
これは奇跡か!と思うくらい、穏やかで優しくて
絹のような仕上がりなんです・・・
とろけてしまいそうな良い〜仕上がりになっていますよ。
クセのない熟成感が、酢飯屋のコース後半の
しっかり系ネタなんかにぴったり合いそうです。
是非お試しください。一合 900円です。
当たり前ですけど、ラベルの製造年月の欄に
ちゃんと04年って書いてあります。
酢飯屋に来たら確かめてみてくださいね。
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ちなみに何故そんなレアものがこのお値段かって?
その秘密はスタッフにお尋ねください。
2013.04.08
酢飯屋 4月のお酒(2013年)
[今月のお酒]
酢飯屋、今月の月替わりメニューです。
春を感じさせる爽やかなものからマニアックな古酒まで
バリエーション豊かなラインナップとなっています。
3種類飲み比べできるきき酒セットも準備しました。
是非お試しください!
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2013.03.26
ベアレンビール、入荷しました。
[今月のお酒]
酢飯屋では、岩手県盛岡市の地ビール、
「ベアレンビール」を入荷いたしました。
出典:ベアレン醸造所HP
春風が気持ちよいこの季節。
コクと苦みとほんのりの甘さが
絶妙なバランスをもつ
「BAEREN CLASSIC」で
春を満喫しませんか?
喉が大満足すること間違い無しです。
ランチビールもおススメです!
是非酢飯屋にお越し下さい。
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なお、酢飯屋スタッフは先日
岩手県にあるベアレン醸造所を
訪問いたしました。
訪問時の様子はこちらからご覧いただけます。
2013.03.12
"郷土自慢の酒" 発信を開始します。
[今月のお酒]
この度酢飯屋では
"郷土自慢の酒"を発掘、発信していく活動を
開始いたします。
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日本各地には
その土地の気候や水の特色を生かして
多くのお酒が造られています。
その土地に合った郷土料理と共に
はるか昔から醸され、地元の人々の生活に
寄り添ってきたお酒。
造られるすべてのお酒に
造り手の深い愛情と情熱が詰まっています。
現代では流通の進歩によって
地元以外の日本各地でも、また海外でも
日本のお酒を楽しめる時代ですが
広く知られているお酒はまだごく一部。
また、造り手の想いを知って飲む機会は
なかなかありません。
最近ではお酒を飲む人口も少しずつ
減ってきているのも事実です。
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造り手の想いを直に知ること。
お料理と共にいただくお酒がさらにその食卓を輝かせること。
お酒を通じたコミュニケーションが新たに人と人とを結びつけてくれること。
そんな体験をいま一度
多くの人に再認識してほしい。
酢飯屋では、情熱をかけて造られる日本各地のお酒、
主に日本酒、国産地ビール、国産ワインにスポットを当て
ときには蔵元まで突撃リポートしながら
酢飯屋の寿司とともに
新たな発見や喜びをご提供いたします。