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2015.06.18

うなぎ・ウナギ・鰻・Anguilla

[料理海の生き物淡水魚釣り・Fishing食遊び]

【天然うなぎを突いてきた!!】

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滋賀県某養鰻場にて
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日本橋 鰻はし本 4代目 橋本正平氏と。

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絵:長島祐成さん

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左:日本橋「はし本」4代目・橋本正平さん
右:魚譜画家・長島祐成さん


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2015年7月
パルシステムさん主催の
『ウナギの現状と今後の課題を考える』に来ています。

今回、海部先生から教わったことを
議事録として記しておきたいと思います。


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《ウナギの現状と今後の課題を考える》
講師:海部健三氏(中央大学法学部 助教)


1.【ニホンウナギの生活史】「ウナギは通し回遊魚」

・ウナギ
降河回遊 
海で生まれて、河には初めて行く。
そして河で育つ。 
河で生まれたわけではない。
地域的保全が報われない魚。

・サクラマス
遡河回遊
生まれたところに戻ってくるので地域的保全が報われる

・アユ
両側回遊


・産卵は、マリアナ諸島界隈 サイパン、グアム

・卵は1,2日で孵化

・海流に流されてアジアの河川に入っていく。

・シラスウナギをレプトセファルスと呼ぶ(葉っぱ状の稚魚)
これを捕まえて養殖されている。
捕まらずに自然に育ったものは天然ウナギとされている。

・成育期200gくらいの大きさを黄ウナギと呼ぶ (蒲焼きで食べるサイズくらいのもの)

・大きくなったら産卵のためにグアム方面へ産卵に向かう。
それを銀ウナギと呼ぶ
(タイミング、サイズについては不明)

ということで、
元々は天然の資源であるシラスウナギを捕まえてからの
養殖ウナギなので、
世に出回るほとんどのニホンウナギはマリアナ生まれ。

2.【ニホンウナギの現状】
2008年 300トン(天然ウナギの漁獲量)
2015年 160トン(天然ウナギの漁獲量)

ニホンウナギ減少の要因
・海洋環境の変化
・河川・沿岸の環境の変化
・過剰な消費(乱獲)

が、実際のところ地球上にいるウナギの総数がわからない。。。

・霞ヶ浦のウナギ漁師の
 漁に出る日数が急激に減っている。から漁獲量が減っている??

《本当に絶滅するの?》
すぐに絶滅することはないだろう。
絶滅は最後の1個体がなくなることなので。
・個体数が多い
・産卵場が外洋にある(安全)

ただし
・利用できる資源は減少
・管理・保全の努力は必要

《食べても良いの?》
一部は食べて良い
・個体数多い
・稚魚の死亡率高い(多産多死)

が、やはりウナギは減少していると思う。
ただし、データ不足でその程度を把握することは困難。

3.【現在行われている対策】

放流

産卵 → シラスウナギ(レプトセファルス)→ 養殖場

養殖場の一部のウナギを放流している。
その後どこに行っているかは、全くわかっていない。
全て食べられてしまっていなくなってしまっているのでは??

アユは遺伝子を見て放流と天然を確認出来る。

《ウナギの放流が抱える問題点》
・効果、影響が不明
・リスクが沢山
・ウナギの数を増やしていない
・性比が著しくオスに偏っている
・成長の遅い個体を選択的に放流
・外来種拡散の可能性
・既存の生態系に対する影響が不明

現在放流の効果を調査中

日本でヨーロッパウナギの養殖はされていない。

ウナギは河の中では捕食者 
それらを放流すると河の生態系が壊れる??

石倉カゴ
河に沈めてうなぎの住処を作ってあげるもの
問題点としては費用対効果が非常に低いのでは?

2014年
うなぎの養殖量を制限することが決まった。

しかし漁獲量の上限は減っていない。

東アジア68.7t 日本21.6t

シラスウナギ 需要に基づいた漁獲量制限

黄ウナギ 量的制限なし

銀ウナギ 禁漁への動き


まとめ
放流 リスクあり 効果は未確認
石倉 個体数の回復は難しい
漁業管理 削減効果なし

うなぎの調査はこれまであまりされてこなかった。

4.【望まれる対策】

河川・沿岸環境の回復
持続可能なウナギ養殖の可能性
ASC(養殖のエコラベル)を目指すべき
条件
・シラスウナギ供給源
・養殖場の環境負荷
・適正な労働
・餌の持続可能性 など

まとめ
望まれる対策
・本気で考える(費用対効果)
・河川の連続性と複雑性を回復させる
・持続可能な養殖(シラスウナギの漁業管理が肝心)

5.【不確実な分野における意思決定】

ウナギをめぐる社会的価値判断
・うなぎを保全・持続的利用すべきか
・そのためにどの程度の行政コストをかけるべきか
・経済的影響はどの程度許容されるべきか?補償するべきか?

うなぎ研究の限界
・本当に絶滅するのか?減少しているのか?
・海洋環境・消費・生息場環境のうち、何が制限要因か
・殿程度のウナギを消費しても個体群に影響ないのか
・成育場をどのように回復させれば良いのかその効果は?


幅広い関係者の協働へ向けた動き
日本ウナギ会議発足(2015年5月2日)

ニホンウナギをめぐる関係者が集まり、情報を共有する。


不確実な分野における意思決定
科学が詳細なこたえを出すことは困難


全体まとめ
・ウナギは減少しているが、持続的な利用は可能だろう
・現在の対策は実効性に問題。本気で考えないとダメ
・専門家の選択を含む情報収集が重要
・河川の連続性と複雑性の回復と、持続可能な養殖の実現が重要
(良い加減な《持続的》ではなく)
・科学では詳細な結論を出せないため、合意形成が重要
・合意形成には情報共有が欠かせない
・科学的が関わる問題にはコンセンサス会議が良いかも

ウナギからの指標
・ウナギがいるから海とつながっている河なんだ。
・うなぎがいるくらい色々な生物が住んでいる環境の河なんだ。


海部先生、とても勉強になりました。
今後のうなぎ最前線も楽しみに追わせていただきますね!


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壱岐の海で釣ったウナギ。

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